マイケル・ジャクソンの元プロデューサー、フレッド・ジャーキンス3世がマイケルの未発表曲をリリースする計画を立てているようだ。弟でダークチャイルドことロドニー・ジャーキンスと共にプロデュース活動をしているフレッドは今回、マイケルの未発表曲と映像を交えた新プロジェクトを手がけていると明かした。英バーミンガムにある音楽大学アクセス・トゥー・ミュージックの上級特別クラスで講演したフレッドはその際に、「俺たちには、未発表の曲や色々な種類の映像なんかがたくさん手元にあるんだ」「そんな曲を全部収録したプロジェクトをいまちょうど進めているところなのさ」と明かしている。マイケルが2001年に発表したアルバム「インヴィンシブル」を手がけたフレッドはさらに、「リラックスして面白い人柄だった」というマイケルとの当時のセッションは自身のキャリアの中でも最高の経験だったと振り返っている。「マイケルとは2年に渡って一緒に仕事したんだ。俺のキャリアの中でも最高だったって言えるね」「ニュージャージー州のプレザントビルにある俺たちのスタジオにマイケルがやって来たんだ。それですごくいい関係になって、仲良しの友達になったんだよ」「とってもリラックスした感じの人だったね。マイケル・ジャクソンって聞いて想像する人物像とは違ったよ」。そんなフレッドは、マイケルだけでなく故ホイットニー・ヒューストンのシングル「イッツ・ノット・ライト・バット・イッツ・オーケイ」を手がけたこともあり、「マイケルやホイットニーなんかが亡くなったのを受け入れるってつらいことさ。2人とは親しい間柄だったからね」と続けた。