23日(現地時間)に24歳になったダニエル・ラドクリフ。今年の誕生日は、舞台「The Cripple of Inishmmaan」(原題)に出演中のロンドンの劇場で迎えることになった。この日、公演後にノエル・カワード劇場のバックステージから出てきたダニエルはいつもと同じラフな服装で、そのまま家路についたらしい。11歳のときからハリー・ポッター役を演じ、ハリー役卒業後も映画に舞台に活躍し続けている彼は、休みをとるのが苦手だと自認している。イギリスの大衆紙「The Sun」では、ダニエル自身が2週間以上休みを取った記憶がないと話していると伝えている。もっとも彼は忙しくしている方が好きだそうだ。今回の舞台は『セブン・サイコパス』など映画監督としても知られるマーティン・マクドノーの戯曲で、ダニエルは身体障害者の孤児を演じている。映像の仕事のみならず、舞台に立って観客の前で演じるのが好きという根っからの役者だが、たまにマナーの悪い観客に遭遇して、イライラすることがあるという。BBC Radio1のインタビューでは、ある日最前列に座った少年が上演開始直後から写真を撮り続けていたことに腹を立てたと話している。だが、睨みつけると、その子はダニエルに向かって手を振ってきたそうだ。