ジェームズ・ボンドが主人公の『007』シリーズ最新作のタイトルは「Devil May Care」になるようだ。昨年公開された『007 スカイフォール』の続編となる本作では、前作に引き続きダニエル・クレイグがボンドを演じることが決まっていて、つい先日にはサム・メンデスも監督の続投を表明している。英「The Sun」紙の報道によれば、今回の最新作では、2008年にボンドの生みの親であるイアン・フレミングの生誕100周年を記念してセバスチャン・フォークスが執筆した「007 デヴィル・メイ・ケア」から作品のタイトルが採られることになるという。原作では、ボンドがイギリスをテロの標的にする悪の化学者ユリウス・ゴルナー博士と対決するストーリーになっている。前作の『007 スカイフォール』がイギリスで歴代興行収入ナンバー1を獲得するなど、全世界で7億ポンド(約1,050億円)の売り上げを記録した大ヒットとなったことから、多くのファン達は今後の『007』シリーズでのサムとダニエルの再タッグを期待していたこともあり、サムは監督の座に戻ってこられて嬉しいようだ。つい先日サムは「また監督をすることができること、そしてダニエル・クレイグやマイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリたちと再び一緒に仕事ができるのがとても楽しみです」と語っていた。また、演劇の仕事を抱えていたことからつい最近まで『007』シリーズ最新作第24弾の企画だけでなく、自身の将来的な仕事内容も見通せなかったというサムは、ついに続投が決まったことに対する感謝の言葉を口にしている。「私の演劇作品の製作に力を注ぐ時間を与えてくれたことに感謝しています。プロデューサーたちのおかげで、私がボンド作品の24作目を監督することが可能になりました」。
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