故エイミー・ワインハウスを追悼した展示会「エイミー・ワインハウス:フォー・ユー・アイ・ワズ・ア・フレーム」がロンドンで開かれることになった。生前のエイミーとその家族がそれぞれ設立した基金が共同開催する今回の展示会は、エイミーが存命だった場合に30歳を迎える9月14日の2日前からエイミーの地元カムデン地区にあるプラウド・カムデン・ギャラリーにて開催される。「エイミーズ30」とも題された展示会では、エイミーのアートワークや写真などが約1か月間に渡って展示されることになり、生前のキャリアとその功績を称えることになっている。2011年にアルコール中毒で亡くなったとされているエイミーだが、最近では過食症もその死因の1つであると主張しているエイミーの兄アレックス・ワインハウスは、展示された写真の数々を見るのを楽しみにしていると話した。「プラウドでの展示会をみんなで楽しみにしているんだ。エイミーが亡くなってからも彼女のファンたちはエイミーへの愛情やその喪失感をあらゆる形で示して、サポートし続けてくれているよ。今回の展示会では写真やグラフィティアートが展示されて、ファンのみんなに影響を与えたエイミーの輝きや繊細さなんかが見てとれるんだ。ここに足を運んでくれた全員が同じように感じてくれるといいな」。また、エイミーが描かれた肖像画なども展示予定だが、そこからも麻薬やアルコール依存症と闘ったエイミーのひたむきさがにじみ出ているという。さらに、エイミー自身が集めていたコレクションからもミスター・ブレインウォッシュやバンビといったグラフィティアーティストを始めジェラルド・ランなどの作品が展示される。エイミーの家族が初めて絵画やスケッチ画などを寄付する「エイミー・ワインハウス:フォー・ユー・アイ・ワズ・ア・フレーム」は9月12日(現地時間)から10月6日まで開かれる予定で、詳細は「proud.co.uk」にて確認できる。