人類を危機に陥れる未知の巨大生命体“KAIJU”と人型巨大兵器“イェーガー”との壮絶な戦いを、最先端のVFXを駆使して映像化したSFスペクタクル超大作『パシフィック・リム』。かつてないスケールの映像を引っさげ、本作のギレルモ・デル・トロ監督が、主役の菊地凛子と共に7月27日(土)から5年ぶりに来日することが決定した。2013年、太平洋の深海から突如出現した巨大生命体に、世界中の大都市が次々と破壊される。絶滅の危機を迎えた人類は、生き残りをかけ、巨大生命体と戦うために人型巨大兵器“イェーガー”を開発する。果たして“イェーガー”は次々と現れる巨大生命体の侵攻を食い止めることができるのか? そして人類の下した決断、運命とは――。デル・トロ監督といえば、自他共に認める“ハリウッドNo.1の日本オタク”。子どもの頃から日本のアニメや特撮作品に親しんできた監督は、世界で一番影響を受けたクリエイターは宮崎駿監督と語り、押井守、大友克洋、高畑勲、樋口真嗣ら日本のアニメ・特撮界のトップクリエイターとも親交が深い。人類を襲う巨大生命体の総称を“KAIJU(怪獣)”と名付け、菊地さんや芦田愛菜ら日本人俳優を起用するなど、デル・トロ監督の日本へのリスペクトと深い愛情が込められた本作。監督は「もし子どものときに観ていたら、イェーガー・パイロットになりたい、と思えるような映画にしたかった」と語り、内容については「とてもオペラ的で、強烈なインパクトを持たせた。戦いはとても強烈で、観客自身が実際に戦っているような感覚になるはずだ」と自信に満ちたコメントを寄せている。“謎の巨大生命体 VS 人型巨大兵器”というまさに漫画の中のような世界観。日本版ポスターや劇場バナーに登場する東京タワーや東京スカイツリーなど、日本のアニメ・特撮ファンの心をくすぐるポイントが満載の本作。デル・トロ監督が、日本でどんな熱い思いを語ってくれるか楽しみだ。『パシフィック・リム』は8月9日(金)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほかにて3D/2D同時公開。