ルパート・サンダースが人気作家フレデリック・フォーサイスのベストセラー小説「ザ・キル・リスト」の映画化で監督を務めることになった。昨年は自身の監督デビュー作『スノーホワイト』に主演で起用したクリステン・スチュワートとの不倫騒動などゴシップばかりが話題になっていたルパートだが、今回は本業の監督業で見出しを飾っている。フォーサイスの原作は、複雑怪奇な陰謀の中で、アメリカ海兵隊やイスラエルのスパイ、テロリスト、10代のハッカーなどが衝突するストーリーだ。ルパートは現在、チョックストーン・ピクチャーズとニック・ウェクスラー・プロダクションの両社が製作を手がける本作の脚本家候補と共に作品の構想を練り上げているようだ。監督の座を獲得したルパートは「フォーサイスが手がけた『ジャッカルの日』『オデッサ・ファイル』『戦争の犬たち』は現代スパイ小説の最高峰となる3部作です」「そんなフォーサイスの新刊『ザ・キル・リスト』の映画化に関われるなんて本当に光栄です。スリリングで、恐ろしいくらい描写が正確な作品なのです。テロリストやスパイ、傭兵、そして米英の特殊部隊などが交錯する闇の世界に引き込まれていくこと必至です」と声明を発表している。