ラッセル・クロウが監督デビューを果たすようだ。ラッセルは新作『The Water Diviner』(原題)で初の長編監督を務める予定で、さらには出演も果たすと今回「Deadline.com」が伝えている。1919年を舞台に、第1次世界大戦中のガリポリの戦いで行方不明になった息子2人を捜しにトルコにやって来たオーストラリア人の姿を描く作品だ。アンドリュー・ナイトとアンドリュー・アナスタシオスが脚本を手がけた本作は、ラッセルの出身地であるオーストラリアとトルコの両方で撮影が行われるという。また、ホップスコッチ・フィーチャーズのトロイ・ラムとアンドリュー・メイソンが、フィアー・オブ・ゴッド・フィルムズのキース・ロジャーと共同でプロデュースを担当する見込みだ。ラッセルの最新作はヘンリー・カヴィルがスーパーマンに扮した『マン・オブ・スティール』で、スーパーマンの実の父親ジョー=エルを演じている。日本公開を8月30日(金)に控えている同作だが、海外ではすでに先週14日(現地時間)から封切られていて、すでに全世界で2億ドル(約190億円)の興行収入を獲得している。そんなラッセルの次回作はダーレン・アロノフスキー監督が聖書に登場する「ノアの方舟」の映画化に挑戦する『Noah』(原題)となり、ジェニファー・コネリーやアンソニー・ホプキンス、エマ・ワトソン、ローガン・ラーマン、ダグラス・ブースなど新人からベテランまで話題のスター達が豪華競演を果たすことになっている。