女性から見た男性、男性から見た女性。同性だとなかなか気づけない魅力を、もし映画の中のあのコと付き合ったら…という“男子的妄想力”を駆使してお届けするこの「妄想ガールフレンド」。スクリーンの中のヒロインたちを、20代の男性目線で分析していきます。あなたが目指すべきは、どんなタイプのヒロイン? 第9回目となる今回は、ジュリア・ロバーツ主演で「白雪姫」を題材に描くファンタジー・コメディ『白雪姫と鏡の女王』。キャリア初の悪女を憎々しげに演じ切っています。カラフルで豪華な衣装は見ているだけで楽しく、アクションやユーモアもたくさん盛り込まれていて、ポップな仕上がりになっています。白雪姫(リリー・コリンズ)は、女王(ジュリア・ロバーツ)の命令で自分の部屋から出ることを禁じられていんですが、白雪姫は言いつけを守らず城を出て、庶民の貧しい生活を目の当たりにし、国を建て直したいと思い立つのです。正義感は強いのですが、女王の支配下に置かれているためアクティブに動けない白雪姫。物語の後半では、小人のギャングを味方につけて女王を倒そうと企てます。白雪姫の人柄と、吸い込まれるような眼差しが、人々を動かす原動力になっています。小人の家に泊めてもらうときも、じっと小人を見つめてお願いすることで了承を得ました。相手の目を見つめてドキドキさせることが男性への“おねだり”では効果的です。人のことを巻き込むのが上手な女性はやはりモテます。“この人のために何かしよう”、“この人が喜ぶのなら手伝おう”そう思わせるのです。根が明るく快活な女性なのに、問題に直面して頭をもたげていると男子の心は動かされます。女王が自分の私利私欲のために自分のものにしようとしている裕福な隣国の王子(アーミー・ハマー)もまた、たまたまパーティーに出ていた白雪姫に恋をしてしまいます。白雪姫がただの幸せ者なら、一目惚れもしなかったでしょう。王子は困ったことがある、陰のある白雪姫だからこそ惹かれたに違いありません。学ぶべきポイントは、“さり気なさ”です。困っていることを周囲に伝えることは簡単ですが、ただの愚痴になってしまうと、男子は“聞かされている”状態となり好意には繋がっていかないでしょう。しかし、一歩引いてさり気なく気づかせれば、男子の中にあるヒーロー魂は疼き出すこと間違いなしです。このポイント一つ押さえておけば、王子様とはいきませんが、必ずあなたに手を差し伸べてくれる男子が現れるはずです。どんどん味方を増やして行く白雪姫は、王道モテモテ・プリンセスです。あなたも白雪姫を見習ってたくさんの人を巻き込めるモテ女子を目指してみて。『白雪姫と鏡の女王』コレクターズ・エディション発売中価格 DVD:3,990円(税込)/ブルーレイ:4,935円(税込)発売元:ギャガ/販売元:ハピネット(C) 2011 Relativity Media, LLC. All Rights Reserved.