14歳の息子・ジェイデンとの共演を果たした『アフター・アース』が6月21日(金)に公開されるウィル・スミス。12歳の娘・ウィローも歌手デビューしたが、ウィルも妻のジェイダ・ピンケット・スミスも、当初は子供たちのショウビジネス界入りに乗り気ではなかったという。ウィルは「この仕事の一番のリスクは感情を左右されること。麻薬のような面がある」とイギリスの大衆紙「The Sun」紙上で語り、「まるで子供たちに麻薬を勧めるような感じだ」と子供に芸能活動をさせる危険性に言及した。息子たちの映画出演や音楽活動の大半には何らかの形で参加するウィルだが、自分が彼らを芸能界に引き込んだと思われるのは心外だと話す。「そんな馬鹿な。誰かを押さえつけて、その顔を世界中に貼られるポスターに載せるような真似なんか絶対にしない」。息子の活動については、「(ジェイデン自身が)関係者の意見を聞いて、自分で選択しているんだ」「歯医者になりたいって言われるよりはいいかな。歯医者を目指されたんじゃ、僕は助言することはできないからね。僕は地球上で最も有力な監督たちやプロデューサーたちと付き合いがある。つまり大いに息子を助けてやれるわけだ」と語った。わが子の芸能活動に対する複雑な心境とやや矛盾しているが、これも子を思う親心。好きなことをやらせたいが、危険な目には遭わせたくない気持ちがひしひしと伝わってくる。(C) Getty Images
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