イギリスのロックバンド「ブラー」のアレックス・ジェームスがショートフィルム『Life is short』(原題)で監督デビューを飾った。先月にカリフォルニアで行われたコーチェラ・フェステイバルの際にロサンゼルスで撮影したという本作でアレックスは自ら出演も果たしているほか、自身の新作ソロ・シングル「スーパーオーディネイター」をフィーチャーしている。今回手掛けた2分半の短編作品についてアレックスは「みんなと同じように、僕の人生においても音楽が大部分を占めているっていう考えから始まって、このショートフィルムになったわけさ。LAで自分の曲をヘッドフォンで聞いていたんだ。そうしたら聞けば聞くほど、あそこの太陽の光や雰囲気と調和していったんだよね。だから気楽さと幸せをテーマにした映画を作ることに決めたんだ。でも夢から現実に戻るっていうオチをつけてね。このコンセプトは人生は短いけど音楽は続くってところにあるんだ。この映画制作のプロセスはすごく楽しかったよ。すごく身近な感じで楽しくできたんだ」と語っている。そんな新しい一面も見せたアレックスの所属する「ブラー」は、先日の香港公演で新作アルバムのレコーディングを開始する意向を発表したばかりだ。