日時:5月27日(月)18:30開場/19:00開映
場所:文京シビックホール 小ホール(東京・後楽園)
突然目の前で父親を亡くした家族。庭にある大きなイチジクの木に父親の存在を感じ、木に登り、話しかけるようになる8歳の娘。最愛の夫をなくし人生の目的を失う母親。それぞれに違った思いを抱える息子たち。そして遂にここに留まるか前に進むか家族にどちらかの道を選ぶ決断が迫ってくる――。
初監督作『やさしい嘘』でカンヌの批評家週間賞を受賞したジュリー・ベルトゥチェリが、ジュディ・パスコーの小説を映画化した『パパの木』が6月1日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開される。カンヌ国際映画祭のクロージング作品として上映され、大喝采を受けた本作。母親役はいまやフランスを代表する女優として活躍しているシャルロット・ゲンズブール。実生活でも3人の子供の母である彼女が、等身大の母親像を演じ、本来の魅力を存分に発揮する。また娘役は、本作がデビューとなる弱冠7歳のオーストラリアの新星モルガナ・デイヴィス。瑞々しく、あどけなさを持ちながらも大人のような表情をみせる。夫を亡くした母と父親を亡くした娘という母娘の関係を軸に、大切な人を失っても続いていく残された者達の人生の物語をユーモアと優しさで包み込んだ感動作。こちらの公開に先駆けて『パパの木』試写会に10組20名様をご招待。
(C) photo : Baruch Rafic - Les Films du Poisson/Taylor Media - tous droits reserves - 2010
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