映画『アフター・アース』で2度目の親子共演を果たしたウィル・スミスとジェイデン・スミスが来日。5月1日(水)に東京スカイツリーのお膝元、スカイツリータウンで行われたイベントに揃って出席した。ウィル自らが原案・プロデュースをも兼ね、監督には『シックスセンス』のM・ナイト・シャマランを迎えた本作。人類がほかの惑星へと移住して見捨てられて1,000年が経った地球に、不時着した親子の生き残りをかけたドラマが展開する。小雨が降るあいにくの天気にもかかわらず、会場にはひと目、スミス親子を見ようと多くのファンが足を運んだ。スカイツリーの開業以来、スカイツリータウンでハリウッド・スターの来日イベントが開催されるのは今回が初めてとなる。歓声に迎えられ、レッドカーペットを歩き、壇上へと上がった2人は口々に「コンニチハ!」を連発。「母さんに送ってやろう!」と自前のスマートフォンで揃ってスカイツリーをバックに自撮りでパシャリ。さらに、ジェイデンはウィルのボイス・パーカッションによる伴奏に合わせてラップで自己紹介をし会場を沸かせた。さらに、覚えたての日本語でウィルが「日本に来られて嬉しいです。もうすぐ『こどもの日』ですね」と言えば、ジェイデンは「みんな、元気に育ってね!」とこれまた日本語で子どもたちへメッセージを贈り、会場は拍手と歓声に包まれた。映画について、ウィルは「ファンタスティックな父と息子の物語。こうして2度も息子と共演できたことを誇りに思うよ。(ジェイデンは)俳優として成長しているし、一生懸命に仕事をする。僕の方からあれこれ言わなくても、自分の中に内なる情熱を持ってるんだ」と満足そうに頷く。ジェイデンは撮影現場での父親について、「家でも現場でも一緒だよ。『その人物になりきれ。その人物として考えろ』といつも言って来るんだ」と明かした。「こどもの日」に合わせて、この日は特製の鯉のぼりが掲げられたが、模様の部分は地元・墨田区の中学校の生徒たちの手形でデザインされた。ウィルとジェイデンは鯉のぼりに筆でそれぞれに趣向を凝らした“目”を入れご満悦の様子だった。『アフター・アース』は6月21日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。
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