さらに、今年のカンヌ映画祭コンペティション部門のラインアップにはスティーヴン・ソダーバーグ、ジョエル&イーサンのコーエン兄弟、ニコラス・ウィンディング・レフンなどトップクラスの監督の作品が含まれている。監督作『Only God Forgives』(原題)でニコラスは『ドライヴ』で主演に起用したライアン・ゴスリングと再度タッグを組んでおり、ソダーバーグがメガホンを取った話題の期待作で米ピアニストのリベラーチェの生涯を基にした伝記映画『Behind the Candelabra』(原題)ではマイケル・ダグラスが奔放なリベラーチェ役を、そしてマット・デイモンが密かにリベラーチェを愛するゲイの恋人役を演じている。コーエン兄弟が手掛けた『Inside Llewyn Davis』(原題)にはジャスティン・ティンバレークやキャリー・マリガンなどが出演している。