第24作目となる『007』シリーズ最新作は3年以内に劇場公開されるようだ。製作を手掛けるMGMは現在、イギリス国内で歴代興行収入第1位に輝いた前作『007 スカイフォール』の続編となる24作目の脚本を練っている段階だ。MGMの会長兼CEOゲイリー・バーバーは、『007 スカイフォール』を手掛けたサム・メンデスが最新作で監督を務めるオファーを蹴ったことから、近い将来に新たな監督の人選を発表したいと話している。「弊社はこのシリーズにとても満足しておりますし、近いうちに監督を発表したいと思っております」「弊社は現在、脚本を練っている段階で、我々のパートナー達と共に鋭意努力しております。近日中に脚本を練り上げ、監督と契約を結べるのを楽しみにしています。また、3年以内に作品を公開したいと考えている次第です」。バーバーCEOは新作でのキャスティング情報は全く明かしていないものの、主演のダニエル・クレイグはすでに今後2本の作品でジェームズ・ボンドを演じる契約を結んでいる。一方『007 スカイフォール』を大ヒットに導いたメンデス監督は最近、同作の監督を降りた理由として自身の仕事のスケジュールが多忙を極めていることを挙げていた。「僕のプロとしてのキャリアの中でも『007 スカイフォール』を監督したことは最高の経験の1つだったんだ。でも『チャーリーとチョコレート工場』や『リア王』の演劇のプロダクションとかその他諸々の仕事が入ってて、向こう1年以上はそれらに完全に集中しないといけないんだ」。(C) Getty Images
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