俳優、音楽家、文筆家として多彩な才能を発揮してきた星野源の映画初主演作『箱入り息子の恋』の予告編がついに完成! 星野さんと親交の深いマルチ弦楽器プレイヤー、高田漣が作曲し、細野晴臣がボーカルをとる主題歌「熱の中」も披露された。冴えない男が恋のために走って転がり、絶叫する姿を、星野さんが初主演とは思えないほどのハマリ役でエモーショナルに演じている本作。ヒロイン・奈穂子には、盲目の女性という難役を透明感あふれる居ずまいで演じきった夏帆。それぞれの両親には、平泉成と森山良子、大杉漣と黒木瞳という実力派俳優たちが豪華共演し、見応えある人間ドラマが誕生した。監督・脚本を務めたのは、『無防備』('08)でぴあフィルムフェスティバル、釜山国際映画祭にてグランプリを受賞し、世界的な注目を集める市井昌秀。今回もシリアスとコメディを絶妙にブレンドし、人間同士がぶつかりあって生まれる葛藤や絆に肉迫する。“年齢=彼女いない歴”という35歳男の初めての恋の行方と、それを取り巻く家族の肖像を描く。待望の予告編では、両親にセッティングされた代理お見合いでの出会いや、恋に不慣れな二人が、キスをしようと頭をぶつけあってしまうシーンが何とも微笑ましく、後半は星野さん扮する主人公・健太郎の絶叫と疾走とともに、その後の運命を暗示するかのようなカットが畳み掛ける。なんと、ラストには家族の前で衝撃の全裸姿も披露して、最後まで目が離せない展開の予告編となった。また、この予告編の中では、高田漣feat.細野晴臣の主題歌「熱の中」(スピードスターレコーズ)も初披露された。本作の音楽監督であり、「YMO」や星野さんのレコーディングやライブでも活躍する高田さんが作曲、「キセル」の辻村豪文が作詞を手がけ、そして星野さんが最もリスペクトするアーティストのひとり、細野さんが歌声を聞かせてくれる。真剣だからこそ滑稽で、ブザマだからこそ心に刺さる。“35歳の童貞男”の恋の行方は果たして…?『箱入り息子の恋』は6月8日(土)よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。※こちらの予告編はcinemacafe.net記事内ページにてご覧いただけます。(C) 2013「箱入り息子の恋」製作委員会