ハリウッド最高峰のアニメーション製作会社ライカ・エンターテインメントが構想10年、制作期間3年を費やして完成させた3Dストップモーション・アニメ映画『パラノーマン ブライス・ホローの謎』。3月29日(金)の公開を前に、制作の舞台裏に迫るメイキング映像がシネマカフェに到着した。本作は、死者と話せる少年(=パラノーマン)が、300年前に封印された町ブライス・ホローの秘密を解き明かすアドベンチャー・ムービー。同じライカ・エンターテインメントの制作で、日本でもスマッシュヒットを記録した『コララインとボタンの魔女』に続き、アカデミー賞長編アニメーション映画賞にノミネートされた。ニューヨーク映画批評家協会賞を始め、米国内の名だたる映画批評家協会賞や“アニメ界のアカデミー賞”と呼ばれるアニー賞でも数々の賞を受賞している。今回到着したメイキング映像のタイトルは、「仕事は遊ぶこと!」。名作誕生の裏側にあるのは、遊び心を大切にするサム・フェル監督やスタッフたちの思いだ。「この年になって人形と遊んでるんだ」と笑う監督のインタビューを交えながら、ワンシーンを作るまでに膨大なコマ数を撮影している様子や、小道具にまでおよぶディテールへのこだわりなどを紹介。スタッフの表情からは好きなことを仕事にして名作を作り上げている喜びや楽しさが垣間見え、“遊ぶこと”から作品が生まれる過程が映し出されている。最後に、監督はこんなことを語っている、「こういう遊び心が人々の心に訴えるのさ」。その言葉からも、ストップモーション・アニメへの情熱と魅力が伝わり、作品と制作手法に込められた愛情を、現場の様子を通してたっぷり感じることができるはずだ。『パラノーマン ブライス・ホローの謎』は3月29日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。※こちらのメイキング映像はcinemacafe.net記事ページより、ご覧いただけます。(C) 2012 LAIKA, Inc. All Rights Reserved.