ビヨンセ、ミシェル・オバマ米大統領夫人、アシュトン・カッチャーらが当局から銀行口座を守るように警告を受けたようだ。キム・カーダシアン、ジェイ・Z、ドナルド・トランプ、メル・ギブソン、ハルク・ホーガン、ブリトニー・スピアーズ、アル・ゴアなど政界要人からセレブに至るまで数多くの有名人たちがハッカー集団のターゲットになってしまっているようだ。ハッカーたちはこれら有名人たちの個人の銀行口座の詳細や自宅の住所、さらに社会保障番号などの情報を入手し、それらを匿名でオンライン上に拡散するなどアメリカのセキュリティー上の違反に値する行為を行っているようだ。ある警察関係者がゴシップサイト「TMZ.com」に語ったところによると、セレブたちはFBIからすでに警告を受けているとのことで、ハッカー集団は個人情報を公表しているだけでなく、すでにそれらを「悪用」し始めていることから、FBIは各セレブたちにすぐに銀行に問い合わせをして、銀行側に不正警告を口座上で発してもらうようにアドバイスをしているという。さらにその関係者によれば、ハッキングのスキャンダルのニュースが今月11日(現地時間)に発覚する以前からFBIは事件を掴んでおり、事件を「全力で捜査中」だという。「この捜査は11日から始まったのではありません」と語る先の関係者は、ロバート・ミューラーFBI長官の個人情報までもが漏洩の危機にあると明かしている。ハッカーのウェブサイト上にはすでにオバマ夫人を含む、複数のセレブの信用履歴や電話番号、銀行や抵当の情報、さらにクレジットカードの詳細などがリークされている。米司法省は同月12日(現地時間)に漏洩された情報の捜査を進めていることを認めている。今回セレブの情報がリークされてしまったハッカー集団のウェブサイトの名前やそれに付随するツイッターの名前は当局から公表されていないものの、そのサイトのURLの国別ドメインはロシアのもので、サイトのタグラインは「もし神が奇跡を起こせると信じているなら、悪魔にも奥の手があることを思い知るべきだ」という意味深なものになっているという。
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