「ジバンシィ」のリカルド・ティッシがリアーナのツアー衣装を手掛けたようだ。「ダイヤモンド」ツアーを8日(現地時間)からニューヨーク州のバッファローにてスタートさせたばかりのリアーナだが、リカルドはそのツアー衣装用に同ブランドのクチュール品を特別に仕立てたという。リアーナは8日の初ステージで今回の衣装を初披露している。ジバンシィは2013年秋/冬メンズコレクションで「力強い官能的なイコノグラフィー」を披露していることからも察せられるように、今回のツアー衣装ではリカルドが「夢中に」なっているというヘヴィーなスポーツウェアやストリートウェアなどの要素と豪華なオートクチュールとをミックスさせた独特なデザインを見せている。リカルドは今回のリアーナの衣装について「このルックスを作るのを楽しんだよ」「リアーナって現代の若さと、素晴らしさの本質を象徴した存在だと思うんだ。パンクで才能に溢れてるよ。しかも彼女は知性やエネルギー、真の美しさといったものも持ち合わせているんだ」と語った。ショーのオープニングでリアーナは、「ダークでロマンチックな」シルクでできたブラックのラッフル・マントと、同じく黒で決めたナッパ革のサイハイブーツを合わせた姿を披露しており、さらにショーが進むにつれて刺繍入りのパーカーやホワイトのレザー・ブラ、シルクサテンでできたショートパンツなどの衣装が舞台を飾った。リカルドは「リアーナは全ての女の子たちを鼓舞する力を持っているんだ」「彼女の世代の代表的な顔になっているんだよ」と続けている。(C) Getty Images