『図書館戦争』のプレス(マスコミ向けパンフレット)が完成しました!今回もデザイナーさんと色々とアイデア出しして、「これだ!」というものができました。今回のコンセプトは“新たな単行本”です。『図書館戦争』は原作が有川浩さんの小説だったので、その単行本と全く同じ形のサイズにして、また新たな『図書館戦争』が出たんだぁ、と思ってもらえるくらいのものを目指して作りました。単行本と同じようにするにはある程度の厚さ(ページ数)も必要だったので、プロデューサーや製作宣伝の方の力も借りて、かなりの量のテキストを書き込み、結果32ページ(!)というプレスとしては異例の厚さのものができました。パンフレットとして売ってもらっても損傷ないかと…。でも、それでも実はかなりのテキストをカットしていて、そちらは実際の劇場パンフレットに入るそうなので、僕としても書いた甲斐があったというものです。そして、何よりも一番のこだわりポイントは「しおり」。これを今回はどうしても付けたかったのです。これこそ「本物の本」感を出すために必須なもので、このしおりってさりげないけど、本当に素晴らしい発明だと思うんです。ちょっと紐一本を加えることで、どんなに本が本らしくなって楽しくなることか。だから本好きとしてはどうしても付けたくて付けたくて、付けました。完成品が届いたときの感動ったらなかったです。裏表紙にはバーコードも入れてみて、社内の女性陣にもすこぶる好評で「カワイイ~」の嵐。してやったり。映画も間もなく完成しますので、業界関係者のみなさまはぜひ試写会にお越し下さい。単行本型プレスを持ってお待ちしております。m(_ _)m【2013.3.1】