イギリスの若手作家に贈られるブランフォード・ボウズ賞を受賞したジェニー・ダウンハムのベストセラー小説「16歳。死ぬ前にしてみたいこと」を、本作のためにショートヘアになったダコタ・ファニングを主演に迎えて映画化した『17歳のエンディングノート』。このたび、涙なしでは見られない待望の予告編が解禁となった。余命を宣告された少女・テッサは、自分が何者にもなれないと知り、自宅で引きこもり生活を送っていた。会社を辞めて治療法探しに奔走する父親、現実を受け止められず看病できない母親にキレながらも、どうすれば生きている実感を得られるのか考えていた。17歳になり、いよいよ“その時”が近いことを知ると、親友と一緒に残り9か月で一生分の経験をするための「TO DOリスト」を作り上げる。“SEX”や“DRUG”など危険な事柄に満ちたリストを一つずつ実行していく中、突然の恋に落ちてすべてが変わってしまう。17歳の少女・テッサを演じるのは、ハリウッドでキャリアを重ね天才の名を欲しいままにしてきたダコタ・ファニング。彼女を愛するアダムには、スピルバーグの大作『戦火の馬』で主演に抜擢され一躍世界の注目を集めたイギリスのホープ、ジェレミー・アーヴァイン。また、娘の過酷な運命に対峙する一家の父親には、初監督作『思秋期』が2012年度英アカデミー賞最優秀デビュー賞および英インディペンデント映画賞のダグラス・ヒコックス賞最優秀監督デビュー賞を受賞するなど各国の映画賞を席巻したパディ・コンシダインが扮する。今回、公開となった予告編映像では、「車の運転」「万引き」「空を飛ぶ」など次々と「To Do」リストを達成していくテッサが、アダムと出会い恋に落ちていく様子が描かれている。死の淵の絶望と愛する歓びの狭間で、情熱を持って生きようとするテッサの姿には思わず涙せずにいられない。余命宣告されながらも、人を愛したことにより“生きる意味”とその素晴らしさに気づいていく17歳の少女の姿に、私たちは何を思うのだろうか。『17歳のエンディングノート』は2013年4月27日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(C) 2012 Blueprint Pictures (Now) Limited, BBC and The British Film Institute. All Rights Reserved.