映画『ムーンライズ・キングダム』のカップル限定試写会が1月27日(日)に都内で開催され、ネガティブキャラでブレイクしたモデルの栗原類とお笑い芸人の馬場園梓(アジアン)が上映前のトークイベントに出席。恋について正反対の考えを語り、会場は盛り上がりを見せた。アカデミー賞脚本賞へのノミネートを果たした本作。駆け落ちを決めた12歳の少年と少女、それに慌てる大人たちの姿をコミカルに温かく描き出す。自身の恋愛については「無駄なあがき」とバッサリと切り捨てる栗原さんだが、この映画の中の恋愛に関しては「恋って素晴らしいものだと思う」と大絶賛。馬場園さんも「ピュアな2人が恋を大切にするためにいろんな困難に立ち向かうけど、情熱的な恋に憧れました」とうっとりと語る。馬場園さんは現在、同じくお笑い芸人のチャンカワイ(Wエンジン)と交際中だが、もしも「『駆け落ちしよう』と言われたら?」と問われると、「いまの彼に? もう世間に知られてるので、ただの旅行になりそう」と笑う。栗原さんに駆け落ちの願望の有無を尋ねると「当然ないです。仕事で周りに迷惑も掛かるし、復帰するにしろ彼女と自分のイメージを取り戻すのが難しくなりますよね、お金もかかるし」とあくまで冷静に否定する。愛しのチャンカワイについて「真面目オーラが出ていて一緒にいて安らげると思った。初めて大仏を見たときのような感じだった」、「私から何度も“お寺”に通って(笑)、『またご飯行きましょう』とか連絡しました」、「男の人は『何でこんなこと気づかないの?』ということでも伝えないと気づかない」、「(結婚は)まだそういう話は出てません。同級生のような付き合いを楽しんでるので。いずれ精神的に成長したら」と出会いから将来についてまでノロケを交えながら熱く語る馬場園さん。一方で栗原さんは、終始ローテンションで「恋愛が好きという人が多いのはいいけど、恋しなきゃいけないなんて誰が決めたんですか?」と自らの中の恋愛感情の存在を徹底的に否定する。18歳にしてなぜこうも恋に冷めてしまったのか? 栗原さんに過去の好きな女性への告白経験を訪ねてみると、意外にも「4回あります」という答えが! だが「バレンタインデーにダメ元で当たってみたんですが、フラれました」と明かす。栗原さんの方からチョコは渡したのか? とさらに踏み込んで聞いてみると「その通りです。(相手の反応は)『掟破りじゃねーか』って感じでした」。それでも「(この経験は)心の傷というよりもダメ元ですから…」とクールに語っていた。ちなみに、馬場園さんはバレンタインに関しては「毎年、あげてるんですが毎年、私が全部食べちゃうんですよ」と苦笑。「今年は自分の分も作ります」と言うと、栗原さんは「保険として3つ用意した方がいいです」と的確にアドバイスを送り笑いを誘った。幸せオーラ全開の馬場園さんに対し「幸せ太りですか?」と意地悪な質問も飛び出したが、すかさず馬場園さんは「ヘルニアによる運動不足です!」と返す。隣の栗原さんは恋愛映画のイベントとあって「恋愛を無駄という男とヘルニアを語る女…。みなさんに謝りたい」と苦笑していた。『ムーンライズ・キングダム』は2月8日(金)よりTOHO シネマズシャンテほか全国にて公開。
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