今月13日(現地時間)開催の第70回ゴールデン・グローブ賞授賞式で、功労賞にあたるセシル・B・デミル賞に輝いたジョディ・フォスターが受賞スピーチ中に同性愛者であることをカミングアウトした。現在50歳で2人の息子のシングルマザー(父親の名前は未公表)のジョディは、「今夜は一大告白をします。カミングアウトはもう千年も前、石器時代の頃にしているんだけど」と冗談めかしながら、同性愛者であることを初めて公に認めた。「まだか弱い少女だった頃から、信頼できる友達や家族、仕事仲間には伝えていたし、彼女(恋人)のことを知っている人たちにも徐々に伝えていきました」。「セレブリティは記者会見やリアリティ・ショーで私生活をつまびらかにするものだと思われている、と言われました。でも、私はそんな人間じゃないし、これからもそうするつもりはありません。私がリアリティ・ショーをやるとしたら、とてもつまらないものになるでしょう」と話し、さらにジョディは「真面目な話、よちよち歩きの頃から人目に晒されていたから…」と3歳から仕事を始め、プライバシーのない生活を強いられた半生をふり返り、「それだけで十分にリアリティ・ショーだと思いませんか?」と訴えた。そしてジョディは、14歳と11歳の息子を一緒に育てた長年パートナーだった映画プロデューサーのシドニー・バーナードへの感謝を表した。「元パートナーは高潔な魂の持ち主であり、ソウル・シスターであり、20年来の最も愛する親友です」と語り、「私たちのモダン・ファミリーを誇りに思っています」と結んだ。(C) AP/AFLO
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