チャーリー・シーンが、仕事中に交通事故に巻き込まれて死亡したパパラッチの葬儀費用として1万2千ドルを負担することが明らかになった。亡くなったクリス・グェラさん(29)は、元旦にジャスティン・ビーバーの所有する車を撮影しようとして、別の車にはねられ死亡した。チャーリーとグェラさんには共通の友人がいて、遺族が葬儀費用の工面に苦労していると知ったチャーリーが1万2千ドルの小切手を差し出したという。芸能サイト「TMZ.com」の取材にチャーリーは「こういう悲劇は、カメラマンと被写体の間に引かれた線を消す」と、パパラッチとその被害者という構図を超える心情を見せ、「親が子供を葬るなんて、本来あるべきことじゃない。ご遺族に心からお悔やみを申し上げます」と語った。チャーリーは昨年、映画で共演したリンジー・ローハンが税金を滞納していると聞いて10万ドルの小切手を渡し、立ち話をした警官の娘が難病と知るや、7万5千ドルを寄付したばかり。困っている人を見て見ぬふりができない心優しい一面を見せている。(C) Abaca/AFLO