ソフィア・コッポラが長年のパートナーでフランスのバンド「フェニックス」のトーマス・マーズと27日、イタリアのベルナルダで挙式した。ベルナルダはコッポラ家のルーツがあるイタリア南部の町で、いまも親族が暮らしている。ソフィアの父、フランシス・フォード・コッポラ監督は同地に古くからある豪邸を所有していて、改装を終えたばかりのその邸宅が今回の式場となった。ソフィアはアライアがデザインしたラベンダー色のチュール素材のドレスをまとい、父にエスコートされてヴァージン・ロードを歩いた。式を執り行ったベルナルダの市長はAP通信に「(邸宅の)庭園で行われた式はとてもシンプルで静かでした」と語った。出席者は約80人で、父・フランシスの盟友であるジョージ・ルーカス監督、ソフィアの叔母で女優のタリア・シャイア、一部報道によるとジョニー・デップも参列したという。ソフィアはこれが2度目の結婚で、前夫は『かいじゅうたちのいるところ』のスパイク・ジョーンズ監督。トーマス・マーズはソフィアの監督デビュー作『ヴァージン・スーサイズ』のサウンドトラック制作を当時所属のバンド「Air」の一員として担当、彼女の最新作『SOMEWHERE』は現在ヴォーカルを務めるバンド、フェニックスが手がけている。夫妻には今年5歳と1歳になる娘がいる。© Splash/AFLO