映画『パラノーマル・アクティビティ第2章/TOKYO NIGHT』の大ヒット祈願イベントと完成披露試写会が11月4日(木)、東京・千代田区内で行われ、主演の中村蒼、ヒロイン役の青山倫子、長江俊和監督が出席した。同棲中のカップルが夜な夜な起こる怪奇現象に、ビデオカメラで撮影するなどして対抗しながらも襲われていく様をドキュメンタリー風に描き、製作費約1万5千ドルの超低予算ながら全世界で約2億ドルのヒットを飛ばした『パラノーマル・アクティビティ』(今年1月日本公開)の日本版続編。日米同時に続編が作られていることでも話題を呼んでいる。アメリカ版続編『パラノーマル・アクティビティ2』は先月22日に全米公開され、週末興行成績で興行収入4,150万ドルを稼いで初登場1位を獲得した。日本版は、日本の一軒家に暮らす家族3人に、謎の怪奇現象がビデオカメラに撮影された映像と共に襲いかかる様を描く。大ヒット祈願は神田明神で。長江監督は「リアリティには非常に注意して作りました。前作の緻密な構成を踏襲し、スパイスを加えました。ほぼ100%アドリブの本作でこの2人の演技は最高でした」と仕上がりに自信をのぞかせる一方、「撮影前、撮影中、そして今日と4回もお祓いをしてるので、大ヒット間違いなしです」とお祓い効果にも期待を寄せた。その後、秋葉原UDXに場所を移して行われた試写会では、本作が世界26か国での配給が決まったことが司会より発表された。世界初進出決定の朗報を初めて知さらされた中村さんは「嬉しい、いよいよハリウッドですかねえ」と興奮。青山さんは、「本当にすごいことでびっくりしています」と実感が沸かない様子ながら、「注目すべきは蒼くんのかわいさとカメラーワークですね」としっかりPR。女性ファンを沸かせた。また中村さんは「ホラー映画に出演させていただくこと、自分でカメラを回してさらに、アドリブでセリフを話すことなど、初めてのことばかりで新鮮な撮影現場でした。僕のカメラワークにも注目です」と撮影を楽しげにふり返っていた。映画『パラノーマル・アクティビティ第2章/TOKYO NIGHT』は11月20日(土)より池袋サンシャインほか全国にて順次公開。