宮崎あおいと大竹しのぶが、12日夕方、第15回釜山国際映画祭に登場、海雲台ビーチの野外ステージで舞台挨拶を行った。呉美保監督の『オカンの嫁入り』で親子を演じた2人が仲良くブーツ姿で登場すると、会場の女性ファンから「あおいちゃん、ステキ!」、「大竹さん、カワイイ!」と日本語で歓声があがった。2人とも釜山映画祭への参加は初めて。宮崎さんは、『初雪の恋〜ヴァージン・スノー』でイ・ジュンギと共演した際に覚えたという韓国語で「アンニョンハセヨ」と挨拶し、「韓国へは10年位前に家族旅行で来たことがありますが、映画祭で来る方がもっと楽しいです。みなさんが温かく迎えてくれて嬉しい」と笑顔を見せた。大竹さんは「映画を愛する人が作った映画が、海を越えて観てもらえることが、とても嬉しいです」と語った。大竹さんは、映画祭主催のガレージパーティにも出席、映画人との交流を楽しみ、「もっと映画をやりたくなりました」と決意を新たにしていた。