第15回釜山国際映画祭で、11日夜、米中合作映画『The Butcher, The Chef, and The Swardman』(原題)がオープンシネマ部門で上映され、主演の安藤政信らが舞台挨拶を行った。安藤さんが「マンガソパンガップスムニダ」(お会いできて嬉しいです)と韓国語で挨拶すると、会場は大盛り上がり。「釜山には4年ぶりに来ました。楽しんでください。僕も完成した映画を観ていなかったので、ここでみなさんと一緒に観ます。ぜひ楽しんでください」と安藤さんは、笑顔で語った。映画は、肉屋と料理人と剣士が、不思議な力を持つ包丁により運命を変えられてしまうというアクション・コメディで、安藤さんは、包丁の秘密を握る天才料理人を、中国語で熱演している。製作総指揮を手がけた『Mr.&Mrs. スミス』の監督として知られるダグ・リーマンは、「これは料理にまつわるコメディです。見終わるときっとお腹が空きますよ」と挨拶。実際、観客は大いに笑い、大いにお腹を空かせたようだ。監督は内モンゴル出身のウーシェンで、11月末に中国での公開が決定している。