海もないのに「シーサイド」という名を冠したモーテルに出入りする男女たちが繰り広げるドタバタを描いた『シーサイドモーテル』。本作に出演する山田孝之、玉山鉄二、池田鉄洋、古田新太の男4人が、小さな部屋に集まって作品の解説をするオーディオコメンタリー映像(ただし、本編映像はなし!)が到着した。岡田ユキオの漫画「MOTEL」を原作にした本作。山田さんと玉山さんの物語の舞台は202号室。借金を踏み倒そうとするギャンブラーとそれを追うヤクザをそれぞれ演じており、追い詰められた山田さんは縛り上げられ、ここから“惨劇”が…。2人は映画初共演となった『手紙』では兄弟を演じており、それ以来、プライベートでも仲が良いとあって、玉山さん曰く「(本作で)一緒に芝居するのがくすぐったかった」と照れくさそう。一方、102号室では、池田さん演じる男が、半年間通いつめてようやく一緒にお出かけすることになった山崎真実演じるキャバクラ嬢を何とか自分のものにしようと画策しているのだが、劇中、山崎さんがたびたびセクシーポーズを披露! 池田さんは当然、撮影をかなり楽しんだ様子…。「監督は、本読みの段階で(劇中の)ヨガの練習をさせた」などうらやましい限りのエピソードを明かしてくれた。山田さんは「俺なんて衣裳はパンツ1枚で縛り上げられてた…」とボヤキ節。そして、古田さんの物語は203号室。倦怠期の夫婦の姿が描かれるが、池田さんが古田さんの劇中の映像を見ながら「ムクんでんなぁ」と漏らすと、古田さんが「カットごとに違うんだよ」と笑顔で頷き、さらに「ドン小西に似てるな」と言うと一同爆笑!本編は果たしてどのような仕上がりとなっているのか? このコメンタリーを見るとますます期待が高まること間違いなし!『シーサイドモーテル』は6月5日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERYhttp://www.cinemacafe.net/moviegallery