この季節になると、新生活、新年度に慣れてきた人々の間に蔓延するのが五月病。毎年五月には、この病に打ち勝つという趣旨のテーマを掲げてコラムを書いている私ですが、その理由は、ゴールデンウィークが終わると、私自身がいつも五月病っぽくなってしまうから。「ずっとお休みだったらいいのに。せめて、あと数日…」と、休み終盤に差しかかると何だかとっても寂しくなるのです。この不況の中、やるべきことがあるというのはありがたいものなのに、人というのは贅沢ですよね。そんなときには、何かに情熱を燃やす人々の姿を見ることで、気持ちを奮い立たせる私。案外、人って単純ですから。
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