2006年、アフリカ映画初のアカデミー賞外国語映画賞受賞の快挙を成し遂げた『ツォツィ』。それに加え、多くの国際映画祭で賞を獲得している本作のティーンエイジャー試写会が、4月7日(土)に開催されることが決定した。奪う側が黒人ならば、奪われる側も黒人、という荒れ果てた現実社会。 アパルトヘイトが終焉して10年余、かつて黒人が簡単に出入りできなかったダウンタウンは、今や“世界で一番危険な街”とさえ呼ばれている。『ツォツィ』は、アパルトヘイト後の知られざる南アフリカの“いま”を、鋭くリアルに切り取った初めての映画だ。しかし本作は世界中からの高い評価に関わらずその暴力描写から、日本ではR-15に指定され、15歳未満(中学生)の鑑賞制限措置が執られた。しかしスラムに生きる10代の青年を主人公に、南アフリカの過酷な現状とその先にある希望を見つめた作品であるため「ぜひ10代の皆さんに、この映画のメッセージを受け止めて欲しい」と、特別に10代を対象とした試写会を開催する運びとなった。また、15歳以上の10代の方はもちろん、中学生の方も大人同伴で入場できる。開催概要日時:4月7日(土)13:15開場/13:30開演(16:15終了予定)会場:スペースFS汐留(新橋)※上映前解説・上映後Q&A、ディスカッション付主催:社団法人アムネスティ・インターナショナル日本 「ほっとけない 世界のまずしさ」 日本国際ボランティアセンター(JVC)協力:日活、インターフィルム応募規定・ 資格中学生以上〜19歳までの10代の方※中学生の応募は、必ず20歳以上の大人1名以上の同伴が必要※20歳以上の方は、中学生以上〜19歳までの10代応募者の同伴者限定※1通の応募で同伴者も含め、3名まで応募可能・方法下記項目を必ず明記の上、tsotsijp@yahoo.co.jpまでメールにてご応募ください(1)応募者の氏名・年齢・職業・住所・連絡先の電話番号(2)同伴者(2名まで)の氏名・年齢〆切り:3月31日(土)※当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます 詳細はこちら
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