『Mr.&Mrs.スミス』の公開を12月3日(土)に控え、主演のブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが待望の来日。それぞれハリウッドのスーパースターであるということに加えて、現在結婚するのか否かという渦中の2人だけに、マスコミの注目度は最大限に高まっている。11月28日(月)厳戒体制の中、プロデューサーのルーカス・フォスターを加えて来日記者会見が行われた。Q.最強の殺し屋を演じた中で、お互いのかっこよかったところは?ブラッド「彼女は非常に銃が上手いので、ライバル心が燃えました。だけど勝負のシーンでは、自分が僅差で勝ちました」。アンジェリーナ「家の勝負のシーンでは、私が勝ちました(笑)」。Q.向かうところ敵なしの殺し屋を演じられましたが、実際に怖いものはありますか?ブラッド「怖いものは無視するので、言うべきものは特にないです」。アンジェリーナ「親なので、子供の身になにか起こるのではないか、ということが一番心配です」。ルーカス「今回のようなビッグな映画を二度と作れないかもしれない、それが一番怖いです」。Q.派手なアクションシーンで実は痛かった、ということはありませんでしたか?ブラッド「『ブレイブハート』、『プライベート・ライアン』なども手がけたサイモン・クレーンの下、非常にうまくコントロールされた環境で撮影したので、私たちが痛い、とか、怪我をするようなことはありませんでした」。Q.一目惚れを信じますか? また、一目惚れの経験はありますか?ブラッド&ルーカス「あるある!(笑)」アンジェリーナ「この映画は、実はお互い一目惚れではなく、5年、6年をかけて互いを好きになっていったのではないかと思います」。Q.この映画の中のスミス夫妻の互いの武器の隠し場所のように、秘密のスペースを作るとしたらどこにどういうものを隠しますか?アンジェリーナ「これはプライベートな質問ですね(笑)」。ブラッド「言ってしまったら意味がないので答えられない」。ルーカス「自宅以外、例えばアンジェリーナの家に隠すとか!?(笑)」Q.激しいアクションシーンの後のクールダウンの方法は? また、日本で映画を撮るとしたら、どんな映画がいいですか?ブラッド「ファイトシーンの後は、(お酒を)飲む。日本でもアクション映画がいいです」。アンジェリーナ「ハイの状態の後は(テンションを)落としたくないので、あえて特に何もしません。日本での映画については、オープンな心でどんなものにも取り組みたいです」。Q.アンジーに質問です。アクションシーンには体力づくりが必要ですが、美しいプロポーションや、体力づくりのために心がけている食事や運動などあったら教えてください。アンジェリーナ「4歳児の後を毎日追いかけることです(笑)。撮影中は健康管理に気をつけています。また、入念なスタントシーン自体が体力づくりになっています」。Q.初共演の感想は?ブラッド「とても気難しい!(笑)スター気取りでやりにくい!(笑)ヘアメイクに時間がかかる!(笑)態度がでかい!(笑)それに対してこちらで準備が必要!(笑)」。アンジェリーナ「同感!(笑)ここで彼を褒めるのは気が引けるのですが(笑)、楽しくてしょうがなかったです。特に、ファイトシーンが楽しかったです」。Q.スミス夫妻について質問です。倦怠期にこのアクシデントがなかったらどうなっていたと思いますか? また、このアクシデントを通して2人はどうなったかと思いますか?ブラッド「スミスという名前はアメリカではありふれた名前です。日本でいうと、スズキさん、サトウさんですか? (通訳に確認しながら)こうしたありふれた夫婦が殺し合い、互いに秘密を持ち、秘密がばれ、そしてお互い孤独な中で、任務をこなしていく。そういった中で最初の気持ちがよみがえり、どうしてこの人と一緒になったか、ということに気づく、それがこの映画の一番のポイントです」。アンジェリーナ「時間をとってお互いがどういう人間なのか、どういう関係なのかを探ってみるのがよいのではないでしょうか?」。Q.ブラッドに質問です。彼女のような強い女性に負けないためには何が必要ですか?ブラッド「彼女はとても射撃がうまいので、銃の練習です。今回は2人で実弾を入れたプロ用の射撃トレーニングを受けました。このトレーニングは、映画の比喩でもあり、結婚の比喩でもあります。相手が何をしているか、常に察知していなければなりません」。Q.40代男性のモテるコツなどは?ブラッド「どう答えていいのかわかりません。コツや秘訣などはありません。ごめんなさい」。Q.日本についての印象は?ブラッド「東京は見るものが多く、毎回来るたびに新しい発見があります。来るたびに大きく、高くなっているような気がします。私は非常に建築に興味があります。来日のたびに新しいビルが建設されているのがとても興味深いです。地方にも行ってみたいです」。アンジェリーナ「新しい場所というのは、行くたびに発見があると思います。私の息子、マドックスは4歳になり、新しい発見を理解することができます。彼は新しい人との出会いをとても喜んでいます。今日の午後にでも、いろんなところに行ってみたいです」。
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