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史上最大級のブリザードで真っ二つになった巨大タンカー。小型救助艇を操り、たった4人で命がけの救助に向かう男たち。史上もっとも不可能な救出ミッションを描いた、実話に基づく感動のドラマチック・3Dアクション『ザ・ブリザード』。シネマカフェでは本作に登場する2人の”熱い男”の魅力を徹底解剖!クリス・パイン演じるバーニーのような”奥手男子”の攻略法を特集します。
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史上最大級のブリザードのなか
繰り広げられる
救出劇と感動のラブストーリー
バーニー&シーバート 悩める熱い男対決にグッとくる!
凄まじいブリザード、真っ二つに裂けた巨大なタンカー、いったいどうやって撮影しているんですか? という驚きっぱなしの迫力ある映像ももちろん見どころですが、絶体絶命のなかで悩める男たちの姿がこれまたドラマチックなんです。バーニー&シーバート、2人の熱い男の魅力に迫ります。
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一等水兵:バーニー(クリス・パイン)
規律を守る、超まじめな“奥手男子”
とにかく“真面目”。仕事においても恋愛においてもその真面目さは変わらない。一等水兵である彼は若いながらも地元の海を知り尽くしている。ふつうなら新任の司令官クラフ(エリック・バナ)が無謀な指令を出したとしたら、現場を知っている者としてそのミッションが可能かどうか意見を申し立てそうだが、彼にとって上司の命令は絶対──できるかできないかが問題なのではなく、自分に与えられた任務をどうやって遂行するのかを考えるタイプ。超真面目。ある意味、自分に自信があるからこその行動とも言える。だが、恋愛となると途端に奥手。上司に結婚の許可をもらおうとあたふたしたり、そうこうしているうちに彼女から逆ポロポーズされてとまどったり。でも、そのギャップが女心をくすぐる!
実は頼りになる!熱いハートを持つ男
「誰も死なせはしない!」と沈没寸前の巨大タンカーに残された32名の救助に向かうバーニー。無謀だと言われても命を懸けて救出に向かう、そこには過去に救えなかった命への後悔があった。だからこそ今回は何としても救う! 絶対に救い出す! という熱く強い想いを胸に、難所であるチャタム・バー(砂州)を越えようとする姿は何とも頼もしい。海へ出る前は、ベビーフェイスという理由もあって、本当に頼れる男なのか? という多少の不安を抱かせつつも…実はものすごく頼りになる男。大波によって救助艇のフロントガラスが割れても、コンパスを失っても決して引き返そうとはしない。一度決めたことは絶対にやり通す真の強さを持っている。
女はバーニーのここに惚れる!
真面目さ、頼りになる、情熱を持っている…など仕事のできる男は当然、女性にモテる。おまけにバーニーを演じるクリス・パインは超イケメン! このルックスならどんな女でも確実に惚れるだろうとつい見た目で判断しがちだが、そうじゃない! 彼が本当に魅力的なのは、ミリアムとデートしようと思ったきっかけ、会ってみようと思ったきっかけが──ひと目惚れではなく電話での会話が「楽しかった」こと。見た目や肩書きではなく中身を重視していることからもバーニーの性格の良さが伝わってくる。しかも演じるのはクリス・パイン。今回は普通の男の役だけれど、これまでに演じてきた『スタート・レック』シリーズ、『エージェント:ライアン』『ブラック&ホワイト』などのヒーロー役が活かされている!
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一等機関士:シーバート(ケイシー・アフレック)
言葉よりも行動!控えめなリーダーシップ
船首と共に船長が漆黒の海に沈み指揮系統を失った船尾のタンカーでは、船の構造に一番精通しているシーバートがリーダーに選ばれる。俺がリーダーになる! と率先して前に出るタイプではなく、真っ二つに割れ沈みかけたペンドルトン号に残された船員の命を守るためにはどうすべきか、これまでの経験と知識で危機を乗り越えようと奮闘する姿がなんとも男らしい。決して口数が多いわけでも愛想がいいわけでもないけれど、船員たちが慌てるなか常に冷静で的確な判断を下すことで、自然と船員たちも彼をリーダーとして認めていく。一癖も二癖もありそうな海の男たちに認められたシーバートは、まさに男の中の男。言葉よりも行動で示すことで、いざという時に放つ“ひと言”がより響いてくる!
冷静に判断する“大人の落ち着き”
荒れ狂う海のど真ん中で沈没しかけた巨大タンカー。海の男とはいえ命を左右する危機が目の前に迫ってくればパニックになって当然。船員たちも、沈むのは時間の問題であることがわかると我先にと救命ボートで脱出をはかろうとする。そんな時でもシーバートは冷静沈着。この嵐では救命ボートは荒波に煽られ船に叩きつけられ木っ端微塵になってしまうと判断し、殴りかかってこられても救命ボートでの脱出を阻止。おそらく、普段は年輩者や目上の人に対して口答えしたりするタイプではないのだろうけれど、仲間の命が危機に晒されるとなれば別問題。説得力のある言葉と行動でパニックに陥った船員たちを納得させる落ち着きのある大人の対応が格好いい!
女はシーバートのここに惚れる!
シーバートを演じるのは、ケイシー・アフレック。兄のベン・アフレックと比べると日本ではそれほどメジャー俳優ではないけれど、ブラッド・ピット主演の『ジェシー・ジェームズの暗殺』では二番手にクレジット、ロバート・フォードを演じ全米映画批評家協会賞助演男優賞を受賞している演技派なうえ、『容疑者、ホアキン・フェニックス』では監督・脚本・撮影もこなす秀才。しかも、よくよく見ると実はベンよりも色気があって格好良かったりして! 今回のシーバート役はロマンスこそないものの男らしさ全開のキャラクター。船の沈没を防ぐための体力勝負的なシーンでは、ワイルドかつ水も滴るいい男! 分厚い胸板と太い二の腕、その逞しさにキュンとなること必至!
今が狙い目!理想の結婚相手“奥手男子”の攻略法は?
仕事に対してはプロフェッショナルだけど、女性には奥手な主人公・バーニー。しかし、彼のような男性こそ“夫にすべき男”No.1! シネマカフェでは、結婚相談所エフティヒアの岡部代表をゲストに迎え、身近にいたら捕まえておきたい“奥手男子”の攻略法を伺いました!
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女性限定試写会では…
「結婚したいと思った方が言えばいいと思うから」
「カッコいいと思うし、プロポーズを待っていて結婚を逃したらもったいないし、女性からプロポーズもありだと思う」
「自分の気持ちに素直でいい」
「好きなら男女関係なく先に意思を伝えてもいいと思う。」
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独占試写会では、「逆プロポーズもあり!」とミリアムの勇気ある行動に賛同の声が多く集まりました。少し無茶に見えるミリアムの行動も、バーニーへの一途な思いゆえ。岡部さんが言うように、ミリアムぐらいの押しと粘り強さが“奥手男子”攻略のカギとなるのかもしれません。(編集部)
(text:Rie Shintani)
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『ザ・ブリザード』
1952年2月18日未明、マサチューセッツ州ケープコッド沖を最大規模のブリザードが襲い、強風と高波を受けた巨大タンカー、ペンドルトン号は真っ二つに割れてしまった。船長のいる船首は海の底に沈んでしまい、残された機関士レイモンド・シーバート(ケイシー・アフレック)は、急遽指揮を執ることとなる。
一方、アメリカ沿岸警備隊(コーストガード)の基地ステーションでは、一等水兵のバーニー・ウェバー(クリス・パイン)が海の監視を続けていた。すると、新任の司令官クラフ(エリック・バナ)から、ペンドルトン号の救出指令を受ける。バーニーは自殺行為だと知りながらも、同行者とともに木製の小型救命艇36500で荒れ狂う海へと救出に向かうのだった。
救助に向かう男たち、タンカーの沈没を食い止め救助を待つ男たち。基地や港で生存を信じて待ち続ける家族や恋人たち。様々な思いが交じり合いながら、運命の時間は刻々と迫っていく…。
STAFF:
監督:クレイグ・ギレスピー
脚本:スコット・シルヴァー、エリック・ジョンソン、ポール・タマシー
原作:ケイシー・シャーマン、マイケル・J.トーギア
CAST:
クリス・パイン、エリック・バナ、ケイシー・アフレック、ベン・フォスター、ホリデー・グレンジャー
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
オフィシャルサイト:http://www.disney.co.jp/movie/bzd.html
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2016年2月27日(土) 全国ロードショー