
- インタビュー
大森南朋インタビュー 「ハゲタカ」から「龍馬伝」へ イメージを壊すのは「楽しい」
「“当たり役”そういう捉えられ方があっても自分の中身が急成長するわけじゃない。じっくりゆっくりやるしかないです」──2007年のNHKドラマ「ハゲタカ」の主演に抜擢され、以後、映画版『ハゲタカ』('09)、『笑う警官』('09)、『ゴールデンスランバー』('10)といった骨太な社会派作品が立て続き、かと思えば『スイートリトルライズ』('10)のような恋愛ものもこなし、現在はNHK大河ドラマ「龍馬伝」のキーパーソン・武市半平太を演じている。ここ数年で俳優・大森南朋の名前が大きく羽ばたいたのは明らかだが、「じっくりゆっくり」という言葉が物語るように、彼がこれまでに出演してきた映画は70本以上、ドラマも合わせると100本以上、その積み重ねの結果がいまの大森南朋を創り上げている。そこで、大森南朋の名前を羽ばたかせるきっかけとなった主演作『ハゲタカ』について、改めてふり返ってもらった。

- インタビュー
大森南朋『スイートリトルライズ』インタビュー 揺れる男心「恋は一過性のもの」
「そろそろしっとりとした恋愛ものをやりたいと思って…」。目を細めながらそんなふうに『スイートリトルライズ』との出会いを語る大森南朋。たしかに、『ハゲタカ』、『笑う警官』、『ゴールデンスランバー』など、近年出演した作品は社会派ものが目立つ。殻を破りたいと思うのは役者として当然のことだ。そこで、今現在“色気のある格好いい大人の男”として女性を魅了し続けている大森南朋の魅力に、さらには恋愛観に迫ってみた。

- スクープ
国内賞レースも本格化 『ヴィヨンの妻』『沈まぬ太陽』など日本アカデミー賞最多受賞
第33回日本アカデミー賞の優秀賞ならびに新人俳優賞がこのたび発表され、『ゼロの焦点』、『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』、『沈まぬ太陽』が1位タイの12部門で優秀賞を受賞した。

- コラム
五月病? ならばコレを観よ! vol.1 デキル男たちの“攻め”『ハゲタカ』
この季節になると、新生活、新年度に慣れてきた人々の間に蔓延するのが五月病。毎年五月には、この病に打ち勝つという趣旨のテーマを掲げてコラムを書いている私ですが、その理由は、ゴールデンウィークが終わると、私自身がいつも五月病っぽくなってしまうから。「ずっとお休みだったらいいのに。せめて、あと数日…」と、休み終盤に差しかかると何だかとっても寂しくなるのです。この不況の中、やるべきことがあるというのはありがたいものなのに、人というのは贅沢ですよね。そんなときには、何かに情熱を燃やす人々の姿を見ることで、気持ちを奮い立たせる私。案外、人って単純ですから。

- レポート
“ハゲタカ”大森南朋、セリフの多さに悲鳴 柴田恭兵は「あぶない刑事」気分で演技?
世界金融危機前夜、日本のマーケットに舞い降りた“赤いハゲタカ”。再生か? 破滅か? 再び幕を開けた壮絶な買収戦争の勝者は——? 2007年にNHKで放送され、大きな反響を呼んだドラマ「ハゲタカ」がその4年後を描く形で映画化! 6月6日(土)に公開を迎える。5月11日(月)に本作の完成記者会見が行われ、主演の大森南朋、玉山鉄二に栗山千明、柴田恭兵、遠藤憲一、高良健吾、中尾彬、大友啓史監督、訓覇圭プロデューサーが出席した。

- レポート
金融危機で脚本の8割改変! 『ハゲタカ』撮影開始に大森南朋、玉鉄、柴田恭兵ら集結
日本企業に次々と買収を仕掛けるアメリカ帰りの敏腕ファンド・マネージャーの姿を通して、経済再生が叫ばれる日本社会に何が必要なのかを問いかけ、大きな話題を呼んだNHKの人気ドラマ「ハゲタカ」。この物語のさらに数年後、中国の企業家による“日本買い叩き”という未曾有の危機を描いた続編が、劇場版『ハゲタカ』として6月に公開される。1月15日(木)にいよいよ撮影が開始されたが、翌16日(金)に主演の大森南朋に柴田恭兵、栗山千明、そして劇場版から新たに“チーム・ハゲタカ”に加わった玉山鉄二らが出席して記者会見が行われた。