10歳のストームは「万物には法則がある」と世界を俯瞰して眺める。父親の突然の死を経験し、人生そのものも見えない糸に操られてるのかもしれないと思い始める…。分子の様に繋がる人や事象の複雑な相関関係。ヘッドホンから漏れ聴こえる街の雑踏や風の音。ひとりの少女の哲学が臨場感のあるサウンドに合わせて囁かれていく。実験精神溢れる野心作。 2017年アマンダ賞:撮影賞、助演女優賞(サーラ・フランチェスカ・ブレンナ)受賞。
キム・ヨーソイ