今年も数々の良質な作品を各国から集め、大盛況のまま11月29日(日)に閉幕した第10回東京フィルメックス。同日、コンペティション部門の受賞結果が発表され、来春公開の注目の韓国映画『息もできない』が最優秀作品賞と観客賞を受賞。映画祭初のダブル受賞となった。
北野武監督が『アキレスと亀』以来1年ぶりの新作にして、『BROTHER』('01)以来、久々にヤクザを主人公にした本格バイオレンス作品として期待が集まる作品のタイトルが決定! その名も『アウトレイジ』(OUTRAGE=極悪非道)というストレートなタイトルで、しかも登場人物が全て“悪(ワル)”という、異色のバイオレンス・エンタテイメントになっている。