大不況の波が押し寄せる中、昨年多くの共感を集めたプロレタリア文学の真骨頂「蟹工船」。小説の発表から80年のときを経て、異才SABUによる同名映画化が7月4日(土)より公開される。これに先駆けて、6月8日(月)、全国キャンペーン中の本作の記者会見が大阪・中央電気倶楽部にて行われ、SABU監督と主演の松田龍平、そしてTKOの木下隆行と木本武宏が出席した。
累計50万部突破の熱烈ファンを持つ人気コミックを、いま日本で最も活躍する若手女優・宮崎あおい主演で映画化。製作発表当初から注目を集めていた、青春恋愛映画『ソラニン』が去る5月31日(日)に約1か月の撮影を経て、ついにクランクアップを迎えた。
青森県出身の横浜聡子監督が同郷の松山ケンイチを主演に迎え、青森を舞台に津軽弁で紡いだ奇想天外な愛の物語『ウルトラミラクルラブストーリー』。6月6日(土)に本作が全国公開を迎え、都内の劇場で行われた舞台挨拶に、横浜監督に松山さん、共演の麻生久美子が登壇した。
L.A.からフィリピン、香港へと国境をまたがり、それぞれに痛みを抱えた3人の男たちが激しい闘いを見せる注目のサスペンス『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』。韓国からイ・ビョンホン、アメリカからジョシュ・ハートネット、そして日本から木村拓哉と各国のトップ俳優が華麗なる競演を果たした本作が遂に6月6日(土)に公開初日を迎えた。タイトルにふさわしく雨天でのスタートの中、木村さん単独での舞台挨拶が行われ、会場は満員の観客と大勢のマスコミ陣で賑わいを見せた。
ハンガリーの小さな町を舞台に、少なすぎる年金に耐えかねた80歳と71歳の夫婦が、幸せを掴むために逃避行を決心する姿を描いた人生讃歌『人生に乾杯!』。6月20日(土)の公開に先駆けて、6月2日(火)、本作の試写会にて、映画の応援団長に就任した2人組ユニット・コーヒーカラーと、平均年齢60歳のシニアチアチーム「TeamJSCA(チームジェスカ)」を迎えての“ニッポン応援”イベントが盛大に行われた。
アメリカのアカデミー賞公認の映画祭であり、アジア最大級の短編映画の祭典「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2009」が6月4日(木)に開幕を迎えた。会場の一つである表参道ヒルズでは同日、オープニングセレモニーと共に「話題賞」の授賞式が行われ、8月1日(土)公開のオムニバス映画『ブルー・パシフィック・ストーリーズ』の中の一編『フィッシュ・ボーン』で初メガホンを握った土屋アンナが受賞した。
アーノルド・シュワルツェネッガーを主演に、世界中で大ヒットを記録した『ターミネーター』シリーズ。その最新作にして、これまで描かれることのなかった“審判の日”以降の未来における機械軍“スカイネット”と人間との戦いを描いた『ターミネーター4』がまもなく公開を迎える。これに先立ちスタッフおよびキャスト陣が来日! 6月4日(木)にジャパン・プレミアイベントが開催され、主演のクリスチャン・ベイルを始め、ブライス・ダラス・ハワード、アントン・イェルチン、ムーン・ブラッドグッド、そしてメガホンを握ったマックGが来場した。
『シン・シティ』、『300』など観る者を圧倒するスタイリッシュな映像世界を世に送り出してきたフランク・ミラー。彼が新たに手がける新感覚コミック・ムービー『ザ・スピリット』が6月6日(土)に公開される。このたび、本作の宣伝キャプテンに任命されたのは、明石家さんまと大竹しのぶの最強DNAを受け継ぐIMALU! 本作の公開を記念して3日(水)、トークイベントを行った。
1995年より3年にわたり「モーニング」(講談社刊)で連載され、ドラマ化もされるなど人気を博してきた入江喜和の同名漫画を原作に、お弁当屋を開くという夢に向かってがんばるシングルマザーの奮闘を描いた『のんちゃんのり弁』がついに完成。6月2日(火)、本作の完成披露試写会が行われ、上映前に緒方明監督と主演の小西真奈美が揃って登壇した。
カンヌこぼれ話。今年の審査委員長はフランスの大物女優イザベル・ユペール。去年の審査委員長ショーン・ペンもレッドカーペット上でタバコを吸ったり(吸殻で燃えるほど、やわな素材じゃないだろうが)、問題児ぶりを発揮していたが、ある意味で今年はそれ以上だったかもしれない。
「孤高の人」、「八甲田山死の彷徨」など山岳を舞台にした数々の名作を世に送り出してきた昭和の文豪・新田次郎の同名小説を、日本映画界を支えてきた名カメラマン・木村大作が初監督作品として映画化した『劔岳 点の記』。6月1日(月)、本作の完成披露試写会が開催され、木村監督をはじめ、主演の浅野忠信、香川照之、松田龍平、小澤征悦、仲村トオル、宮崎あおいが舞台挨拶に登壇、また試写会を前に報道陣向けの記者会見も行われた。
人気漫画を原作に、不良高校生たちが熱血教師に率いられて甲子園を目指す姿を描いたTVドラマ「ROOKIES」。その続編となる劇場版『ROOKIES−卒業−』が5月30日(土)についに公開初日を迎えた。朝一番の上映後の舞台挨拶に、佐藤隆太をはじめ市原隼人、小出恵介、城田優、中尾明慶、高岡蒼甫、桐谷健太、佐藤健、五十嵐隼士、川村陽介、尾上寛之、山本裕典、石田卓也、村川絵梨、そして平川雄一朗監督の総勢15名が登壇した。
2008年1月にシーズン1の放送が始まり、たちまち全米の話題をさらったドラマ「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」。アーノルド・シュワルツェネッガー主演で人気を博した映画の第2弾『ターミネーター2』の5年後の世界を描いた本作のセカンド・シーズンのブルーレイ&DVDがまもなくリリースされる。これに先駆け、本作で“TOK715型ターミネーター”キャメロンを演じたサマー・グローと未来から来た兵士・デレクに扮したブライアン・オースティン・グリーンが揃って来日。5月28日(木)に記者会見が行われた。