『サマリア』('04)でベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)を、『うつせみ』('04)でヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)を受賞するなど、新作を発表するごとに世界中から注目を浴びている韓国の鬼才キム・ギドク監督。「愛こそがすべて」と言い切り、これまでにも様々な愛の形をフィルムに収めてきた彼が、15作目の『悲夢(ヒム)』で描くのは、誰もが見る“夢”と誰もが経験する“恋”を融合させたラブストーリー。今回も魅力的かつ不可思議な世界を映し出している。
2月8日(現地時間)、ロサンゼルスのステイプルズ・センターで第51回グラミー賞授賞式が開催されます。今年は、アデルやケイティ・ペリー、コールドプレイ、リル・ウェインなど、私のお気に入りのアーティストたちや曲がノミネートされています。グラミー賞を知らない方のために補足すると、同賞は世界最高峰の栄誉ある音楽の祭典で、話題のアーティストたちが一堂に集結します。先日、その出演者がグラミー委員会から発表されたので、ちょっとだけご紹介しましょう。