ドイツ映画『マーサの幸せレシピ』をハリウッドでリメイクした本作で描かれるのは、完璧主義の女性シェフが人生を見つめ直す姿。マンハッタンの人気レストランで料理長を務めるヒロインの生活が、ある出来事を機に一変するところから物語は展開していく。ある出来事とは、主にふたつ。ひとつは、実の姉が交通事故で亡くなり、遺された幼い娘、つまり姪と一緒に暮らす必要が出てきたこと。もうひとつは、完璧主義ゆえにとっつきにくい印象を放つケイトとは正反対の、陽気な男性シェフが副料理長として店のスタッフに加わったことだ。
携帯やメールが当たり前になった現代において、手書きの日記を付けている人はどれだけいるのだろうか。ブログも日記のようなものかもしれないが、本来の日記とはブログのオープンさとは逆──他人が入り込めない世界、自分だけの秘密を綴れる場所だったはずだ。映画『クローズド・ノート』は、そんな1冊の日記が引き合わせた2人の女と1人の男の切ないラブストーリー。
有名な高級レストランで料理長を務める美しい女性。でも、極端な完璧主義者であるがゆえに、人と関わることは大の苦手。プライベートを満喫することもなく、仕事にばかり没頭してきた。ところがある日、彼女の存在を脅かすライバルが出現。自由奔放で陽気な(そしてかっこいい!)男性の副料理長がやってきたのだ。彼にことごとくペースを崩され、彼女は絶不調に。そんな折、姉の突然の死により、たった一人の肉親となった姪を引き取ることに。彼女の人生は大きな転機を迎えていく──。
短期集中講座の最終回となる今回は、いよいよジャック・バウアーをはじめとするCTU外勤勢の活躍と見どころに触れたいと思います。そもそも、「シーズン6」は、前シーズンで中国政府に拉致されたジャックがL.A.に戻ってくるところからスタート。心身ともに疲れ果てた(どころではない)彼が、再びCTU捜査官としてのモチベーションを取り戻すことができるのか!? といった心の旅に焦点が当てられます。
キーラ・ナイトレイをミューズに迎えたフレグランス、「ココ マドモアゼル」の新作フィルム、もうご覧になりましたか? メンズ使用のシャツと帽子のみを身にまといさっそうと登場するキーラ。美術館のように美しく洗練されたその空間は、マドマゼル・ココ・シャネルのアパルトマン。そこでキーラは、フォーマルに装い始めるのです。仕上げはもちろん、「ココ マドモアゼル」。
あの『かもめ食堂』のスタッフとキャストが再びタッグを組んで贈る映画…というだけで期待が膨らみますが、今回は前作以上にゆる〜い時間が流れています!
いつの時代も、女性は甘いものに目がないもの。どうしてなのか。美味しいから——というのは当然! でも、見た目の美しさ、可愛さだって、大きな理由です。お菓子の見た目は、味の魅力そのままに、Sweetなものが多いですよね。その魅力、ときには味の上を行くことも。和菓子の繊細さ、ケーキの華やかさは、いつだって見ているだけでワクワク気分にさせてくれます。
“あなたは絶対騙される”という挑発的な謳い文句に「騙されまい!」と思わず身構えて観てしまいそうだが、誰が犯人かという真相だけが『パーフェクト・ストレンジャー』の見どころではない。
CTU内勤勢に触れた前回に続き、今回は「シーズン6」のホワイトハウス事情をクローズアップ。今シーズンでは、「シーズン5」の冒頭で暗殺されたデイビッド・パーマー大統領の弟にして大統領首席補佐官だったこともあるウェイン・パーマーが大統領となっています。ウェインと言えば、見た目はなかなか精悍な男前ですが、兄ほどのカリスマ性はなく、追い詰められるとオロオロしてしまうタイプ。そんな彼が兄のような偉大な大統領となるのか? はたまたトンデモ大統領となるのか? が見どころでもあります。
ポツダム会談を控えた第2次世界大戦後のベルリンを舞台に、ジョージ・クルーニー演じるアメリカ人従軍記者・ジェイクと、ケイト・ブランシェット演じる美貌のファム・ファタール、レーナのドラマが展開。大戦前は愛し合う仲だったジェイクとレーナだが、彼女の現在の恋人である駐留米兵・タリー(トビー・マグワイア)が殺害された事件をきっかけに物語が動いていく。
『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のジョン・キャメロン・ミッチェル監督と仲間たちが、ゲイやトランスジェンダーの青少年のための学校、ハーヴェイ・ミルク・ハイスクールの援助金作りに立ち上がるドキュメンタリー。シンディ・ローパー、ザ・ポリフォニック・スプリーら、企画に賛同したミュージシャンたちが『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のミュージカルナンバーをカバーし、チャリティアルバムとして制作する過程をカメラにとらえている。
ここのところ、エコネタが多いですが、このたび、エコセレブの先駆者的存在の女性の人生が映画になったので、そのご紹介を。
今年もまた「24」のリリース・シーズンがやって来ました! 「海外ドラマはあまり見たことがなくて」という人にも、「これだけは見ている!」と言わしめる「24」。もはや海外ドラマのネクスト・レベルに突入した感もありますが、今回は“新シーズンのココを見よ!”というポイントを独断と偏見でお教えしちゃいます。