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2006年7月の最新ニュース コラム記事一覧

注目の美しい男たち vol.4 今や、誰もが知る存在に。苦悩する英雄、ジネディーヌ・ジダン 画像

注目の美しい男たち vol.4 今や、誰もが知る存在に。苦悩する英雄、ジネディーヌ・ジダン

今、何かと話題になっているジネディーヌ・ジダン、愛称「ジズー」さま。1998年のFIFAワールドカップ・フランス大会での活躍で注目を集めていた彼ですが、今回の“頭突き事件”をきっかけに異様に有名になりました。海外のサッカー事情など何一つ知る由もないウチの母ですら、「ジダンがどうした」「ジダンがああした」などと日常会話の中で彼の名前を口にするほど。あれだけ、ワイドショーやニュース番組が騒いでいれば当然のこと。さほどの悲劇も喜劇も発生せず、いまいちピリッとしなかった今回のワールドカップでしたから、最後の最後でジダンが起こした“大事件”は、格好のネタといえるのでしょう。

『ゲド戦記』レビュー 画像

『ゲド戦記』レビュー

宮崎吾朗氏、第一回監督作品。アニメーション界の巨匠、宮崎駿の息子とあって、これが初メガフォンとは本当に驚き。もちろん、父を支えてきたベテランスタッフたちの協力あってのことだとは思うけれど、その完成度は立派なもの。ただ、きれいに完成していること=傑作ではありません、少なくとも映画の世界では。稚拙な演出に情熱がほとばしっていたり、ひとりよがりなまでの独創性が作家の個性を際立たせていたり。そういう意味では、壮大なる夢や切実な願いを作品に必死で練りこむ父・駿氏の作品の方が生き生きしていて若々しい。残念ながら、この作品には破天荒な独創性や、圧倒的な想像力は感じられないのだから。もちろん、父と比べられることを承知で、大役に挑んだ吾朗氏の勇気には感服。もしかして、立派な父親を疎ましく感じ殺害してしまう主人公の少年アレンと、父に反対されながらも監督となった吾朗氏の持つ葛藤&ジレンマは、ちょっと似た部分があるのかも。ところで、驚いたことがもうひとつ。ゲドって主役じゃないんです。タイトルから、てっきりそうかと思ったのに…。それゆえに、この映画がゲドってどんな人という興味をそそってくれたのは確か。原作が読みたくなりました。

『ハチミツとクローバー』レビュー 画像

『ハチミツとクローバー』レビュー

ご存知大人気コミックを映画化した『ハチミツとクローバー』。夜風に吹かれながら飲み明かした夏、突然ドライブに行こうと誰かが言い出して、海まで車を走らせたあの日——。本作に散りばめられた、キラキラした青春のエピソードを前にして、あー、そういえばそんなこともあったな、とふと物思いにふけっていた。そして、大好きな人の行動に一喜一憂する姿をなつかしく感じ、どうしようもないくらい自分の気持ちに正直に生きる彼らをうらやましく思った。やっぱり好きな人と一緒ならば、何を食べても美味しく感じるし、恋をしていると、いつもと同じ風景さえも違って見える。そういうことを決して忘れていたわけではないけれど、それぞれ片想いに悩む5人に自分を重ねているうちに、どこか少し“大人”になってしまっていた自分に気づかされた。あんなふうに、突っ走ることは出来ないかもしれないけど、せめて後悔しないように、精一杯気持ちをぶつけよう。観終わった後、そう決心している自分がいた。素直でまぶしい“ハチクロ”の世界。きっと、本当に大切な想いが見つかるはず。

『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』レビュー 画像

『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』レビュー

「もっと観た〜い」。2時間30分にわたって、たっぷり楽しんだはずなのに、映画が終って現実に戻った途端、ついそう思ってしまった私。シリーズ3作目へと誘導する、魅力たっぷりなエンディングのせいもあるけれど、ディズニーのアトラクションさながらに、決して飽きさせない怒涛のエンタテインメントに、すっかり引き込まれてしまったせいも。特に、ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウ船長の魅力には更に磨きがかかっていて、見所も満載。小汚なくて、けっこうセコい人物だけど、どこか憎めない愛すべき存在。第2作目は、そんな彼を中心に回っていて、男っぷりの良さも、オーランド・ブルーム演じる美青年ウィルに全く引けをとっていない。挙句の果てに、キーラ・ナイトレイ演じるエリザベス・スワン嬢をめぐって三角関係めいたことなどもあったりして。さらには、妙なクリーチャーにも追いかけられる始末…。これ以上は、もったいなくて話せないので、ぜひ劇場で。それにしても、続きは来年まで待たなきゃいけないなんて、あまりにも残酷です(泣)

映画にまつわるファッション小噺 vol.3 闘う美男美女 画像

映画にまつわるファッション小噺 vol.3 闘う美男美女

「意外ですね」。『X-MEN』シリーズが「大好き!」と言うと、結構そういう反応が帰ってくる。アクション系の大作について記事を書くことが少ないからかも。地味目の秀作好きなのは確か。

『トランスアメリカ』レビュー 画像

『トランスアメリカ』レビュー

主人公は性同一性障害のブリー。でも、特別な状況で生きる人や特別な苦労をもった人物の特殊な話にまとめていないところが本作の素敵なところ。ブリーの“障害”(この表現は、まるで彼らを病気扱いしているようで、あまり好きではないのだけれど、便宜上使用)は、家族や周囲に理解されない問題の象徴。人によっては、夢や悩み、嗜好や趣味だったりするのでは。だからこそ、ブリーは自分と重ねて感情移入できてしまう。そう、実はテーマは極めて普遍的。相手を、そして自分をありのまま認め、受け入れることの重要性を解いているのです。決して目新しいテーマではないけれど、それを現代的かつデリケートなモチーフで、説教臭くならないようユーモアで包んでいるのが見事。

注目の美しい男たち vol.3 ダニエル・クレイグ 画像

注目の美しい男たち vol.3 ダニエル・クレイグ

某メディアの影響からか、巷では存在感を増す一方の“ちょいワルおやじ”。“極悪”は願い下げでも、“ちょいワル”には惹かれてしまう…という女性が多い結果でしょうか。とはいえ、女性にはソレをかぎ分ける嗅覚が備わっているもの。ソレが本質的なものなのか、雑誌をお手本にした似非(えせ)なのかぐらい、すぐにわかるものなのです。

『おさるのジョージ』レビュー 画像

『おさるのジョージ』レビュー

おもわず笑みがこぼれてしまう。なぜか心が温まる。"おさるのジョージ"を一言で説明するとそんな感じだろうか。2匹のマーモセットモンキーを飼っていたというハンス・アウグスト・レイ夫妻(夫ハンスがイラストを手掛け、妻マーガレットが物語りを創作)によって1941年に生み出された小さな子ざるのジョージは、半世紀以上に渡って愛され続けているキャラクター。日本でも1954年に「ひとまねこざる」のタイトルで出版され、現在は「おさるのジョージ」でロングセラーとなっている絵本だ。今まで映画化が浮上しては流れていただけにジョージのスクリーンデビューはかなり嬉しい!

映画にまつわるファッション小噺 vol.2 いつも涼しげないい男 画像

映画にまつわるファッション小噺 vol.2 いつも涼しげないい男

覚悟はしていたけれど、本当に美しかった。それは、オーランド・ブルームのこと。先週末、突然インタビューの話が舞い込んでからは、ちょっとウキウキ。今、一番会ってみたい人の1人だったので、静かに興奮してしまった。

注目の美しい男たち Vol.2 ショーン・ビーン 画像

注目の美しい男たち Vol.2 ショーン・ビーン

この夏、注目したい美しい男性を取り上げている今月のコラム。ジョナサン・リーズ・メイヤーズに続いてクローズ・アップしたいのは、『サイレントヒル』で、いい味を出しているショーン・ビーンです。

『ハイジ』レビュー 画像

『ハイジ』レビュー

天真爛漫な少女ハイジ、透けるような青空にそびえ立つアルプスの山々、おいしそうな手作りチーズ……とにかく心洗われる要素がぎっしりと詰まった癒し系。原作があまりにも有名だと「原作は超えない……」と、期待薄になってしまいがちだがこの「ハイジ」は違う! ヨハンナ・シュピリの小説を読んだことのある人も、アニメーションの「アルプスの少女ハイジ」を見たことのある人も、大切にしまってある記憶を壊すことなく新たなハイジに出会えるのだ。その理由のひとつは何と言ってもハイジ役のエマ・ボルジャーの魅力。「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」でも愛らしさを放っていたが、今回はそこにたくましさがプラス。ハイジはどんな境遇に陥ってもすべてを"楽しみ"に変えてしまう力、さらに出会った人を"幸せ"にしてしまう力を持った少女なのである。もちろん、観客にもその幸せが贈られる。自分にとって「大切な人は誰なのか」「幸せとは何なのか」──映画を観終わるときっと大好きな人に会いたくなる、安らぐ場所に行きたくなるはず。あと、観る前にチーズ屋さんもチェック! アルムおじいさんの作るやぎのチーズを見たら絶対食べたくなるので(笑)。

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シネマカフェ編集部
シネマカフェ編集部

『酒井家のしあわせ』レビュー

夫婦っていいな、と結婚していない私はよく思う。大学2年の時に観た『アベックモンマリ』でも描かれていたけれど、言葉が無くてもお互いに理解しあっている関係というか。それは映画の中だけで描かれる理想像かもしれないけれど、交わされる言葉は少なくてもつながっていられる関係=夫婦、であってほしいなと思ったりする。

『ヅラ刑事』レビュー 画像

『ヅラ刑事』レビュー

ヅラ刑事、ヅラを投げ飛ばす特殊な必殺技を持つ敏腕刑事。この役を演じるのは“ヅラ”をしない男「モト冬樹」氏。日本人の半数以上は容易に顔を思い浮かべる事ができる愛すべき日本のモノマネエンターテイナー。そんな彼がついにヅラをかぶりテロ集団と闘う傑作刑事ムービー。まさに彼にピッタリ!?な役どころです。

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