瀬戸内の小さな町を舞台に、ここへ母とふたり引っ越してきた小学6年生のヒロイン・ももの元に訪れる、不思議な存在との出会いを描いた、珠玉のアニメーション『ももへの手紙』が4月21日(土)より公開となる。最愛の父を亡くしたことをきっかけに、慣れない土地での生活を始めるももと母親・いく子のもどかしくも温かい親子の絆を通して、“大切な人”の存在を改めて感じさせる本作。シネマカフェでは公開に先駆けて、親子を集めての試写会を開催。読者の感想から見えてくる、親子だからこそ感じられる、分かり合えるものとは——?
荻原浩の人気小説を原作に、サラリーマン一家の再生をユーモアたっぷりに描いた家族映画『HOME 愛しの座敷わらし』の完成披露試写会が4月12日(木)、都内で行われ、主演の水谷豊、安田成美、濱田龍臣、橋本愛、草笛光子、メガホンをとった和泉聖治監督(「相棒」シリーズ)が舞台挨拶に登壇した。
今年、誕生50周年を迎える漫画家・赤塚不二夫の代表的少女マンガ「ひみつのアッコちゃん」を綾瀬はるかを主演に実写映画化した『映画 ひみつのアッコちゃん』が9月より公開となる。このほど、アッコちゃんこと主人公・加賀美あつ子を取り巻く超豪華キャストが意外な役どころと共に明らかとなった。
名探偵・江戸川コナンが活躍する人気シリーズの劇場版第16作『名探偵コナン 11人目のストライカー』で、「いきものがかり」が主題歌を担当。コナンと仲間たちがスタジアムで発生した事件に挑む本作のエンディングを飾るのが、ギター&ハーモニカ担当の山下穂尊が作詞作曲を手掛けた「ハルウタ」だ。ギター&リーダーの水野良樹、ボーカルの吉岡聖恵も揃ってのインタビューで、楽曲に対する思い入れや映画に寄せる期待を聞いた。
卓越したお笑いのセンスと息の合った掛け合いが幅広い人気を集めている「関ジャニ∞」の7人が初主演するヒーロー・エンタテインメントムービー『エイトレンジャー』がこの夏公開される。このほど本作の脇を固める個性的なキャストの面々が明らかとなり、ヒロインである女刑事役を人気タレントのベッキー、そして悪の総統役を東山紀之が演じることが決定した。
WOWOWの連続ドラマW「罪と罰 A Falsified Romance」の制作発表会見が4月11日(水)、東京・銀座の時事通信ホールで行われ、主演の高良健吾と共演の水川あさみが出席した。文豪・ドストエフスキーの名作をモチーフに、現代社会の闇に切り込む硬派な題材に「大変だった」と口を揃えるが、それでも「この2人だからこその“ぶつかり合い”ができた」(高良さん)、「現場を引っ張ってくれた。私より年下ですが、すごく尊敬している」(水川さん)。深い信頼関係があったからこそ、苦難を乗り越えたと誇らしげな様子だった。
アニメーション映画『ももへの手紙』の完成披露試写会が4月10日(火)、都内で開催され、声優を務めた美山加恋、優香、西田敏行、沖浦啓之監督が上映前の舞台挨拶に登壇。本作が韓国、台湾、香港、そしてアメリカで公開されることが発表された。
『かもめ食堂』、『めがね』など何気ないやり取りの中にあるほのぼのとした情景を描き出し、女性を中心に高い人気を誇る荻上直子監督の最新作『レンタネコ』がついに完成。4月9日(月)に完成披露試写会が都内で開催され、主演の市川実日子、草村礼子、光石研、山田真歩、田中圭が舞台挨拶に登壇した。
『アヒルと鴨のコインロッカー』、『ゴールデンスランバー』など仙台を舞台とした名作を多く送り出してきた中村義洋監督×原作・伊坂幸太郎の強力タッグが贈る最新作『ポテチ』が、5月12日(土)の全国公開に先駆けて4月7日(土)、オールロケが行われた仙台にて公開され、仙台市内の劇場で主演の濱田岳、木村文乃、中村監督が舞台挨拶に登壇した。
人気ドラマの劇場版となる『劇場版 SPEC〜天〜』が4月7日(土)に公開を迎え、主演の戸田恵梨香、加瀬亮を始め、竜雷太、神木隆之介、浅野ゆう子、福田沙紀、椎名桔平に堤幸彦監督が都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇。また、人気海外ドラマ「HEROES」のキャストとしておなじみのマシ・オカのプロデュースにより、本作のハリウッドでの連続ドラマ化の企画が進行していることも明らかになった。
昨年度のヴェネチア国際映画祭で喝采を浴びた『ヒミズ』を始め、その斬新なスタイルと世界観が熱狂的な支持を集める園子温監督がオリジナル脚本で挑んだ最新作『希望の国』の新たなるキャスト陣が発表された。
“穏やかそうな人”“やさしそうな人”“知的そうな人”、加瀬亮はそんなやわらかな印象を抱かせる人だ。その印象からは想像しにくい『インスタント沼』のエキセントリックなパンク青年、『アウトレイジ』のヤクザ役、『硫黄島からの手紙』の陸軍上等兵役のような役もこなすけれど、やはり繊細な役を演じることに長けた俳優というイメージは強い。だからこそ、ドラマシリーズ「SPEC」の瀬文焚流(せぶみたける)役──元警視庁特殊部隊(SIT)で、強くて、ちょっと強面で、声が低くて、坊主頭で、体育会系で…というキャラクターを演じる加瀬亮は意外であり新鮮だった。しかも、映画にこだわって歩んできた彼にとっては、TVドラマの主演も特別な選択だったに違いない。けれど、その意外さは加瀬亮を形成するジグソーパズルの1ピースとして自然とはまった。加瀬亮を形成する多くは映画のピース、そこに加わったドラマのピース、いま現在の加瀬亮がどう彩られているのかを探ってみた。
日本はもちろん世界各国の映画賞を席巻し、いま最も注目を集めるアニメーション映画監督・細田守の最新作『おおかみこどもの雨と雪』が7月、全国にて公開される。このたび、本作のメインボイスキャストを、宮崎あおいと大沢たかおという日本映画界を牽引する2人が務めることが発表された。