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キム・ミョンス主演『暗行御史』で主人公が受けた「強烈な裏切り」は解消されたのか

テレビ東京の韓流プレミアで放送されている時代劇『暗行御史<アメンオサ>~朝鮮秘密捜査団~』。主役のキム・ミョンスが演じているソン・イギョムは、弘文館(ホンムングァン/重要な書物を管理する役所)に勤めていた。彼は科挙を首席で合格しており、将来を嘱望された逸材だった。

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テレビ東京の韓流プレミアで放送されている時代劇『暗行御史<アメンオサ>~朝鮮秘密捜査団~』。主役のキム・ミョンスが演じているソン・イギョムは、弘文館(ホンムングァン/重要な書物を管理する役所)に勤めていた。彼は科挙を首席で合格しており、将来を嘱望された逸材だった。

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それほど優秀であったイギョム。せっかくエリート官僚になったのに生活がまったく荒れてしまったのには理由があった。それは、愛していた恋人のカン・スネ(演者チョ・スミン)に裏切られたと思い込んでいたからだ。その際には、仲の良かった弟のソン・イボム(演者イ・テファン)がスネの裏切りに関与していたと疑ってしまった。

愛する人と信頼する弟に裏切られたと思ったイギョム。つらい人間不信が彼を堕落させていたのである。しかし、彼は暗行御史(アメンオサ)となり、職務を通して自分自身を取り戻していく。

そして、ついにイボムとスネと再会することができた。2人の裏切りが完全な誤解であったことがようやくわかったのだ。

その際、イボムは兄のことを心配して、「スネはこの世にいない」と偽りを言ってしまった。そのことに大ショックを受けたイギョムだが、それが違うということがわかり、スネと再会することができた。それは彼にとって最高の喜びであった。

『暗行御史<アメンオサ>~朝鮮秘密捜査団~』
画像=KBS

暗行御史としての大事な任務

しかし、すでに2人の関係も変わってしまっていた。さらに、スネはイギョムが暗行御史であることを知ってしまった。

「もう自分がそばにいるのはいけない」

スネはそう思い込んでしまい、結局はイギョムのそばを離れて旅立ってしまった。それはイギョムにとって本当に痛手であった。

ただし、彼には暗行御史としての大事な任務がある。地方に行けば官僚の不正が山ほどあるのだ。それにイギョムは対処していかなければならない。

何よりも、国王がイギョムのことを信頼して大役をまかせており、その期待に応えることが彼の至上命題になっている。こうして、イギョムの獅子奮迅の活躍が続いていく。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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