芳根京子主演ドラマ「まどか26歳、研修医やってます！」より、メインキャストのクランクアップ写真とコメントが到着した。
本作は、“お医者さんだって、幸せになりたい！”と願う研修医・若月まどか（芳根）が、働き方改革で変わりゆく令和の医療現場で、「研修医はお客様」と皮肉を言われ戸惑いながらも、ベテラン医師たちの試練に立ち向かい、同期の仲間たちと励まし合って、人生と向き合う濃厚な2年間の成長物語。
最終回の放送を目前に、次々とクランクアップを迎えたキャスト陣。
主人公・若月まどか役の芳根は、言葉を詰まらせながら「4か月間、正直とても大変でしたが、今終わって一番強い感情は“寂しい”です。本当に素敵な現場で、たくさんのことを学ばせていただきました。本当に楽しい4か月でした！」と涙を滲ませながらも、満面の笑みを浮かべた。
菅野尊役の鈴木伸之は「僕自身やったことのない役どころで、初めて外科医という挑戦もさせていただきましたし、手術をするという夢もこの作品で叶えていただき、ドラマと共に僕も人として成長させてもらえるような作品でした」とふり返る。
芳根と共に研修医役として出演した、尾崎千冬役の高橋ひかるは「働く女性として自分はまだ経験が浅いので、必死に役と向き合っていました。千冬と共に、4か月の間に成長できたような気がします」と話す。
五十嵐翔役の大西流星（なにわ男子）は「研修医チームのみんなともすごく仲良くなれて、本当に大好きな仲間ができました」とコメント。
彼らを指導してきた先輩医師役のキャストたちも、「正直今、すごく寂しい思いがあります。本当にいいチームで毎日現場に行くのが楽しかった。ふざけたことばっかり言って迷惑もかけたと思いますが、本当に楽しかったです」（佐藤隆太／城崎智也役）、「主演の京子ちゃんも本当に日々頑張っていて、『京子ちゃんのためにやりたい！ みんなも頑張っているのでみんなのためにお芝居をしたい！』と思わせていただいた、本当に素晴らしいチームだったなと思います」（木村多江／手塚冴子役）、「いやぁ、とても楽しかった！ 今月後期高齢者になるんですが、そういう意味で記念すべきドラマとなりました。年齢に負けないで、これを 機にこれからも邁進していきたいと思っております」（奥田瑛二／角田茂司役）とそれぞれ思いを述べた。
また、TBS 公式 YouTube チャンネル「YouTuboo」では、本作の主題歌である星野源の「Eureka」にのせてキャストのクランクアップの映像をまとめたスペシャルムービーも公開された。
研修医たちの進路や恋愛模様も大きく動いた、先週の第9話。まどかは一体どの科を選択するのか、菅野との関係はどんな結末を迎えるのか。最終話は、研修医や先輩医師たちの人生の選択の結末に注目だ。
最終話あらすじ（3月18日放送）
角田（奥田瑛二）が運び込まれ、膵臓がんと診断された。幸いステージ1のため手術をすれば助かると聞くが、不安が拭えないまどか（芳根京子）。そんな中、角田は手術の執刀医に離島から一時的に戻っていた菅野（鈴木伸之）を指名する。
菅野は、経験を積むまたとないチャンスと西山（赤堀雅秋）らに激励され一度は承諾するが、難易度の高い手術な上、患者が角田というプレッシャーから、執刀を変更してほしいと申し出る。そんな菅野を奮い立たせようとまどかはある助言をする。
そして迎えた角田の手術の直前、救命救急のホットラインに工事現場の事故の一報が入る。重症患者が多数いる中、受け入れを決断する城崎（佐藤隆太）は、角田を手術する菅野のチームにある決断をするのだった。
一方、まどかは、末期の肝臓がんで入院している吉岡（金田明夫）の死への恐怖が少しでも拭えるように気遣っていた。そんな矢先、角田が倒れたことで、医師不足により清桜病院が危機に陥っているという噂が流れる。それを聞いたまどかは、病院に何か恩返しができないかとつぼみ隊に相談し、病院を盛り上げようとある計画を始める。そんな後輩たちの姿を見て、冴子（木村多江）や西山、城崎が病院を支えるために下した決断とは――。
「まどか26歳、研修医やってます！」は毎週火曜日22時～TBSにて放送中。
※高橋ひかるの「高」は、正しくは「はしごだか」
