カートゥーン・サルーン最新作『パフィンの小さな島』の予告編が公開された。
カートゥーン・サルーンは、『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』『ウルフウォーカー』などを手掛け、設立25周年を迎えたアイルランドの名門アニメーション・スタジオ。アカデミー賞長編アニメーション賞に4度ノミネートと、世界中から高く評価されている。
本作は、絶滅危惧種に指定されている海鳥パフィン（ニシツノメドリ）の女の子ウーナと弟のババ、そして気候変動による嵐で故郷を失ったエトピリカのイザベルが、アイルランドの美しい島で様々な動物たちと出会い、やさしさに触れながら自分の居場所を見つける物語。
映像では、チョーの優しいナレーションとともに、舞台となるトンガリ島と仲間たちが登場。気候変動による嵐で故郷を失い、「おうちに帰りたい」と呟くイザベルに、ウーナとババのお母さんパフィン（上野樹里）は「そこがどんな場所でも、自分のおうちにするの」と優しく語りかける。
後半には、トンガリ島に嵐がやってくる様子とともに、行方不明になったパフィンの大切な卵と島の仲間を助けるため、力をあわせる動物たちが描かれる。
主人公ウーナ役は新田恵海、イザベル役は田所あずさ、ウーナの弟ババ役は高野麻里佳が担当し、動物の仲間たちの声をそれぞれ大橋彩香、降幡愛、平山笑美、船戸ゆり絵らが演じている。
併せて解禁となったのは、「みんなだれかの宝物」のキャッチコピーとともに、トンガリ島の美しい自然と動物たちの姿が描かれたポスタービジュアル。パフィンのほか、ウサギやカワウソ、アザラシ、ヤドカリ、キツネなど、様々な動物たちの愛らしい表情にも注目の場面写真も公開された。
『パフィンの小さな島』は5月30日（金）よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。
