YGエンターテインメントが俳優マネジメント事業を整理する中、チャ・スンウォンとキム・ヒエが揃ってキーイーストに移籍した。
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3月10日、キーイーストは「30年以上にわたりキャリアを積み重ね、国民から広く信頼を受けてきた俳優チャ・スンウォンとともに歩むことになった。チャ・スンウォンのキャリアをさらに輝かせる最適な環境を提供し、活発で幅広い芸能活動と多彩な挑戦を全力でサポートする」と明かした。
チャ・スンウォンは昨年、Disney+オリジナルシリーズ『暴君』、Netflix映画『戦と乱』、tvNバラエティ『三食ごはん Light』など、ジャンルを問わず大活躍。
2025年もその勢いを続け、Netflixシリーズ『広場』(原題)や、パク・チャヌク監督の新作映画『仕方がない』(原題)など、話題作の公開が控えている。
さらに、Netflixの新シリーズ『ゆっくりと強烈に』(仮題)の撮影にも加わる。本作では「ギルヨ」というキャラクターを務め、これまでにない新境地を予告している。『私たちのブルース』の脚本家ノ・ヒギョンとの再タッグだけに、深みのある演技で余韻をもたらすことが期待される。
ところが同日午後、 キーイーストはもう一人の大物俳優を迎え入れたことを発表。

チャ・スンウォンと同じくYGとの契約を終えた女優キム・ヒエだ。
関係者は「韓国を代表する女優キム・ヒエとともに歩めることを嬉しく思う。彼女が今後も変わらず多彩な活動を続けられるよう、しっかりとサポートしていく」とコメントした。
キム・ヒエはまさに「信頼できるヒット必至女優」と称される存在。
JTBCドラマ『密会』や『夫婦の世界』での大胆なキャラクター変身が話題を呼び、昨年も映画『DEADMAN 消された』『普通の家族』、Netflixシリーズ『旋風』に出演するなど、絶え間ない挑戦を続けている。
チャ・スンウォンとキム・ヒエの移籍により、キーイーストは俳優マネジメント界でさらなる存在感を示すことになった。
同社は2024年にドラマやバラエティ制作で頭角を現し、2025年もその勢いを維持する見込みだ。“俳優名門”としての復活を宣言しただけに、チャ・スンウォンとキム・ヒエという人材確保に成功した模様だ。
現在、キーイーストにはチャ・スンウォン、キム・ヒエのほか、チェ・ジョンアン、パク・ミョンフン、ペ・ジョンナム、ハン・ソナ、カン・ハンナ、ステファニー・リーらが所属している。
一方、YGエンターテインメントは2025年1月17日、音楽事業に集中するため俳優マネジメント事業の終了を発表。それに伴い、所属俳優たちは次々と新たな所属先を見つけている。
(記事提供=OSEN)
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