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「なぜヨ・ジングが若手演技派のトップになれたのか」がよくわかる話

今年28歳になるヨ・ジング。若手の演技派として抜群の存在感を持っているが、数多くの出演作の中でジャンル的に強烈だったのが時代劇の3本だ。

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今年28歳になるヨ・ジング。若手の演技派として抜群の存在感を持っているが、数多くの出演作の中でジャンル的に強烈だったのが時代劇の3本だ。

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まずは『太陽を抱く月』。ヨ・ジングがまだ子役だったころ、キム・スヒョンが演じた主人公イ・フォンの少年期を担った。10代前半にして、素晴らしい表現力を見せつけ、多くの視聴者を魅了した。彼の演技は繊細でありながら力強く、まるで歴史の中から抜け出してきたかのようなリアリティを持っていた。

以来、多くの作品に子役として出演し、確実にキャリアを積み上げていった。そして、大人の俳優としてメインキャストの一角を担ったのが『テバク~運命の瞬間(とき)』である。

そこで彼が演じたのは朝鮮王朝21代王の英祖(ヨンジョ)。この役は、緻密さと激しさが交錯する難役であったが、ヨ・ジングは若き日の英祖を圧倒的な迫力で演じ切った。彼の表現する英祖は、内面に秘めた情熱を持ちながら、時に爆発するような激しさを見せていた。

そんな彼の圧巻の演技に、時代劇の制作陣も惚れ込んだことだろう。時代劇でさらに大きな役を任せたいという期待のもと、ヨ・ジングは『王になった男』の主役に抜擢された。そこで演じたのは、国王と道化師というまったく異なる二役。性格も立場も異なるこの二人を演じ分けるには、臨機応変な表現力が求められる。

ヨ・ジング
ヨ・ジングの活躍がめざましい(写真提供=OSEN)

すばらしい成長力を見せてきた俳優

実際、ヨ・ジングはまるで別人がそれぞれを演じているかのように、見事なコントラストを生み出した。緊張感とリラックスを絶妙にコントロールしながら、両者の違いを鮮明に際立たせた。

その後のヨ・ジングは、『ホテルデルーナ~月明かりの恋人』で、幻想的な世界観の中で切なさと温もりを併せ持つ演技を披露した。また『怪物』では、より深い心理描写を求められる役に挑戦して成功した。

子役時代から見ても俳優として本当にすばらしい成長力を見せてきたヨ・ジング。今度は彼の主演する時代劇をぜひまた見てみたい。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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