3月2日(現地時間)に開催された第97回アカデミー賞授賞式で、『リアル・ペイン~心の旅~』でキーラン・カルキンが助演男優賞を受賞。兄のマコーレー・カルキンが喜びを爆発させた。
「Vanity Fair」誌が主催したオスカーのアフターパーティーに参加したマコーレー・カルキン。レッドカーペットでレポーターのタン・フランスから弟の受賞を祝福され、「授賞式をすべて観ましたか?」と聞かれると、「助演男優賞だけ観ました。本当の話です。泣いてしまいましたよ」とうれし泣きしたことを明かした。
助演男優賞の候補は、ユーリー・ボリソフ(『ANORA アノーラ』)、エドワード・ノートン(『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』)、ガイ・ピアース(『ブルータリスト』)、ジェレミー・ストロング(『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』)と賞レースの常連がほとんどだったが、マコーレー・カルキンは弟の受賞を確信していたという。
「彼は最前列に座っていたし、舞台の階段に一番近いところにいました。勝たないわけがなかったんです」とマコーレー流のジョークを飛ばした。
キーラン・カルキンが受賞するやいなや、マコーレー・カルキンは「あとで会おう」とメールしたというが、「会えるかわかりませんね。彼は多忙だ。なんといっても、アカデミー賞俳優のキーラン・カルキンなんですから!」と再びジョークを交えて弟を称えた。