やっぱり見ていて一番ワクワクするのはラブコメだ。特に、主人公たちがドタバタと動いて自分のプライドをかなぐり捨てる場面には本当に笑える。人間はプライドがなければ生きていけないが、そこにズバリと切り込むと、ラブコメの面白さがさらに極まる。
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●『女神降臨』(2020~2021年)
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出演者(役名)/チャ・ウヌ(イ・スホ)、ムン・ガヨン(イム・ジュギョン)、ファン・イニョプ(ハン・ソジュン)、パク・ユナ(カン・スジン)
〔ここが見どころ!〕原作はウェブ漫画。ムン・ガヨンが扮する女子高校生ジュギョンは、容姿にコンプレックスを持っており、イジメにあってしまう。彼女は自殺しようとするが、救いの神となったのが、チャ・ウヌが扮するスホだ。
引っ越しを契機に、ジュギョンは特別メイクで変身に大成功。転校先で生まれ変わったが、スホに特別メイクがばれてしまった。弱味を握られたジュギョンのあわてた様子がメチャ笑える。
●『キング・ザ・ランド』(2023年)
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出演者(役名) /ジュノ(ク・ウォン)、イム・ユナ(チョン・サラン)、コ・ウォニ(オ・ピョンファ)、キム・ガウン(カン・ダウル)、アン・セハ(ノ・サンシク)
〔ここが見どころ!〕主役は超一流ホテルの御曹司ウォンと最優秀社員のサラン。最悪の出会いを経て職場の上司と部下になった2人は、少しずつお互いを理解していく。ビジネスで済州島(チェジュド)に出かけるのだが、トラブルで小島に泊らざるをえなくなる。
そこでラブロマンスのきざしが生まれる。以後の2人がどんどん近づいていくプロセスがとてもオシャレだ。タイのロケも本当に楽しくて、リゾート気分が満点のドラマだった。
●『社内お見合い』(2022年)
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出演者(役名) /アン・ヒョソプ(カン・テム)、キム・セジョン(シン・ハリ)、キム・ミンギュ(チャ・ソンフン)、ソル・イナ(チン・ヨンソ)
〔ここが見どころ!〕ヒロインの食品会社研究員シン・ハリのキャラは無敵。強烈な顔面演技で笑わせてくれる。偽装恋愛をすることになった相手は、ナルシストの社長カン・テム。ツンデレを気取っていたのに、いつのまにかシン・ハリにゾッコンになっていく。
彼は創業者の祖父の結婚強制を切り抜けるための奇策に取り組んだが、格差だらけのカップルは価値観が違いすぎる。けれど、そのギャップが痛快だ。何か嫌なことがあっても、このドラマを見れば気分が軽くなってくる。
● 『キム秘書はいったい、なぜ?』(2018年)
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出演者(役名)/パク・ソジュン(イ・ヨンジュン)、パク・ミニョン(キム・ミソ)、イ・テファン(イ・ソンヨン)、カン・ギヨン(パク・ユシク)
〔ここが見どころ!〕財閥企業の副社長ヨンジュンはルックスと頭脳が完璧なナルシスト。しかし、長く仕えてくれたキム秘書が急にやめると言い出してから、情けないほどにボロボロになってしまった。
そこで、彼は必死になってキム秘書の退社を阻止しようとするのだが、ことごとく失敗していく。とにかく、ハイセンスで笑えるシーンがとても多い。天下の美男美女がラブコメを演じると、ホントに爽快な気持ちになれる。
●『恋のスケッチ~応答せよ1988~』(2015~2016年)
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出演者(役名)/ヘリ(ソン・ドクソン)、パク・ボゴム(チェ・テク)、リュ・ジュンヨル(キム・ジョンファン)、コ・ギョンピョ(ソン・ソヌ)
〔ここが見どころ!〕オリンピックが開催された1988年のソウル。下町で仲良く暮らすご近所さんたちの暮らしや交友関係が楽しく描かれている。ドクソン一家が物語の中心だが、両親と子供3人の掛け合いがとことん痛快だ。
また、物語のメインとなっているのが高校生たちの友情と初恋。秀逸なエピソードが多く、ラブコメ的に笑わせてくれた後に、人間喜劇を大いに堪能できる。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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