「HY」の楽曲からインスパイアされた映画『366日』より、赤楚衛二と上白石萌歌のクランクアップ映像とオフショットが公開された。
本作は、叶わぬ恋を歌った失恋ソングとして2008年に発表された楽曲をモチーフにした、全く新しいオリジナルラブストーリー。
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沖縄と東京を舞台に描かれる本作。映像では、主演の赤楚が沖縄の海をバックに、颯爽と自転車に乗る姿からスタート。
約2か月にわたる撮影で、最後のシーンを撮り終えクランクアップした赤楚は、「特に沖縄は、灼熱の中夏合宿のような厳しい毎日で。湊という役は、ずっと(気持ちを)こらえて、苦しんで、という役だったので、皆さんが素敵で爽やかな現場にしてくださったおかげで、なんとか自転車を最後まで漕ぐことができました(笑)」と達成感たっぷりにコメント。本作の監督・新城毅彦とも抱き合い、喜びを分かち合った。
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「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」で共演した上白石がヒロインを演じたことについて、「以前にご一緒した作品でも修羅場を乗り越えてきた仲間として頼もしかったですし、すごく甘やかしてもらったという印象が強くて。萌歌ちゃんなら受け止めてくれるっていう信頼があったからこそ、できた作品でもあるので(美海役が)本当に萌歌ちゃんでよかったなと心から思います」と信頼関係の良さが活かされたと明かした。
一方上白石は、沖縄の実家のシーンでクランクアップ。
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「過ぎ去ってしまうと一瞬で、沖縄という場所でお芝居を重ねられたのが楽しい日々でした。偶然なんですけど、私の誕生日が2月28日で、赤楚さんの誕生日が3月1日で。私たちの間にうるう年の2月29日があるということで、お話をいただいた時から運命的なものを感じていました。そんな作品を皆さんと作り上げることができて嬉しく思います!」と、本作でも重要なキーとなるうるう年に特別な縁を感じていたそうだ。
『366日』は2025年1月10日(金)より公開。