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浅野忠信「素直に演じようと」『レイブンズ』特写公開

浅野忠信の主演映画『レイブンズ』から、伝説の写真家・深瀬昌久と妻・洋子を演じた浅野と瀧内公美の特写が解禁された。

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『レイブンズ』特写 ©️ Mark Gill 2024
『レイブンズ』特写 ©️ Mark Gill 2024
  • 『レイブンズ』特写 ©️ Mark Gill 2024
  • 『レイブンズ』特写 ©️ Mark Gill 2024
  • 『レイブンズ』特写 ©️ Mark Gill 2024
  • 『レイブンズ』© Vestapol, Ark Entertainment, Minded Factory, Katsize Films, The Y House Films
  • 『レイブンズ』© Vestapol, Ark Entertainment, Minded Factory, Katsize Films, The Y House Films
  • ポートレート(深瀬、洋子) © 深瀬昌久アーカイブス 「深瀬昌久と洋子、1970年代」
  • 深瀬昌久作品© 深瀬昌久アーカイブス  作品タイトル:深瀬昌久「無題」(シリーズ『洋子:窓から』より)1973年
  • ポートレート(監督)©️ Mark Gill 2024

ハリウッド製作ドラマ「SHOGUN 将軍」でエミー賞助演男優賞にノミネートされ、いま全世界が注目する浅野忠信の主演映画『レイブンズ』から、浅野と共演の瀧内公美の特写が解禁された。

本作は、伝説の写真家・深瀬昌久と妻・洋子の波乱万丈の50年愛を、実話とフィクションを織り交ぜて大胆に描いたダークでシュールなラブストーリー。

イギリス人のマーク・ギル監督は深瀬氏の名作「屠」シリーズにインスパイアされ、今回、浅野と瀧内を撮影した。

『レイブンズ』 (C)Mark Gill 2024

「屠」シリーズとは、日曜日の屠殺場で、唇を白く塗り、黒いマントを着せられた洋子を被写体にして撮ったモノクロームの写真群。

ポートレート(深瀬、洋子) © 深瀬昌久アーカイブス 「深瀬昌久と洋子、1970年代」

トモ コスガ(深瀬昌久アーカイブス 共同創設者兼ディレクター)は、「屠畜という題材を正面から扱ったことで長らくタブー視され、深瀬自身も多くを語らないまま、1961年の個展発表を除いて大半の写真群が公開される機会に恵まれなかったことから、幻の作品とも言えるだろう」と語っている。

© 深瀬昌久アーカイブス  作品タイトル:深瀬昌久「無題」(シリーズ『洋子:窓から』より)1973年

本編で再現された屠殺場撮影シーンのスチール、そして、深瀬作品の中でも幻のシリーズ「屠」に合わせて、マーク・ギル監督、浅野、瀧内からのコメントも到着した。

『レイブンズ』 (C)Mark Gill 2024

コメント到着

マーク・ギル監督

浅野は深瀬を完璧に作り上げています。役に対するコミットメントや彼の知性と誠実さは恐るべきものですし彼は最高の相棒です。彼は私の脚本を想像もしていなかった高みに引き上げてくれたし深瀬に繊細さをもたらしてくれました。本当に深みのある深瀬になりました。彼の仕事ぶりを愛しています。浅野は人間としても素晴らしい人です。
2022年のロケハン時に公美と会って彼女のひととなりが分かりました。それはとても有意義でした。彼女は女優の仕事にひたむきであり、とても頭のよい女性です。公美の演技が大好きです。彼女はスクリーンに光を与えてくれます。
まず日本の観客のことを思ってこの映画を作ったつもりです。そして、それが世界中の観客にもアピールできるものであれば幸せだと。

浅野忠信(深瀬昌久役)

素直に深瀬昌久さんを演じようと思いました。台本に描かれている事がとても魅力的だったので、それを感じたままに演じることを心がけました。恵比寿でちょうど深瀬さんの写真展がやっていたので見に行きました。どうして日本ではあまり有名じゃないのかが不思議なくらい素晴らしい写真ばかりでしたし、探究心なのか? 直感でそこにあるものの魅力を見つけるのが上手いのか? なぜなのかわからないですが、そこにある圧倒的な魅力を写真に収められるのが凄いなと思いました。1人の時間を過ごすのが上手そうな方だなと思いました。

瀧内公美(深瀬洋子役)

洋子さんはクレイジーな面があると聞いていましたが、私は脚本を読む限りそういう風には思いませんでした。ハイテンションな部分があったとしても奇抜なことをしない、そういうことを最初は大事にしていました。
浅野さんとお芝居している時に、脚本に監督の狙いが書いてあったとしても、浅野さんはそれを敢えて外し、アプローチを変えていると感じたことがあり、ああ、私はそれに生々しく反応していけばいいんだと思いました。自分で洋子像を作っていましたが、それを削ぎ落としていく作業に変わっていき、目の前で生きる深瀬とどう対峙するのかを常に大事にしました。今日はどんな深瀬さんと出会えるのか、わたしの毎日の楽しみでした。

『レイブンズ』は2025年3月、TOHO シネマズ シャンテ、新宿武蔵野館、ユーロスペースほか全国にて公開。



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《シネマカフェ編集部》

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