“感情たち”の世界を舞台にした、ディズニー&ピクサーが贈るアニメーション映画『インサイド・ヘッド2』。この度、日本版声優陣が一挙に発表された。
本作は、主人公の少女ライリーが高校入学という転機を迎え、頭の中で彼女の幸せを見守るヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリという5つの感情たちの前に、新たに4つの“大人の感情”、シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシが現れ、感情の嵐が巻き起こる物語。
主人公・ライリーを担当するのは、「義母と娘のブルース」『ソウルフル・ワールド』に出演した横溝菜帆。キャラクターについて、「両親に反発しつつも凄く両親を大切に思っていて、本作では友達やチームの子たちと色々揉め事があったりするのですが、自分の感情を正直に表現することができるので、素直でいい子だなと思います」と魅力を語り、9つの感情の中では、イイナーがお気に入りだそうで、「何でも羨ましがっているのが凄く可愛いし、キラキラした目がかわいいので凄く好きです」と説明した。
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また、今回に新たに現れる4つの“大人の感情”、いつもモジモジしていて、恥ずかしさがMAXになるとフードで顔を隠すハズカシ役を、声優初挑戦のマヂカルラブリー・村上。小さな身体で背伸びして、いつでも周りの誰かを羨んでいるイイナー役を花澤香菜。どんなときも退屈&無気力、片時もスマホは手放さないダリィ役を坂本真綾が担当することが、US本社のオーディションを経て決定した。
「声に自信がない」と話す村上さんは、「我々人間が全員もっている感情だけれど、それを凄く可愛らしいキャラクターに描いてくれているので、親しみやすい感情に見えていると思います」とキャラクターの魅力を明かす。
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花澤さんは「私にとってイイナーは、大人になるにつれ、思っていても口に出さずに心の隅にそっと隠しておくような日陰の存在になっていました。でも演じてみたら、純粋でぴかぴかで、とてつもないパワーを秘めている、それはそれは眩しいものでした。そんな風に、観てくださった方々がそれぞれの感情を見つめて、讃えてくれたら嬉しいです」とアピール。
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「腹筋をなるべく使わないで、覇気のない声の出し方に徹しました」とふり返った坂本さんは、「大人になっても自分の心の中を整理するのは、とっても難しいこと。どんな感情も否定せず抱きしめてあげることの大切さを伝えてくれる物語で、あたたかい涙がとめどなく流れました。前作を超える感動です!ぜひ劇場で見て、たくさん泣いて、心のデトックスしていただきたいです!」と熱く語った。
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『インサイド・ヘッド2』は8月1日(木)より全国にて公開。